ついに110期の配属先が決まりましたね。
ただ、残念なことに同期全員そろってとはならず、あゆう壬都さん、清花アリスさんの2名は復帰後に組配属予定 とのこと。
一日もはやいご回復お祈りしてます。
注目の首席・彩葉ゆめは花組
110期は7名~8名ずつ各組に配属され、4月の星組大劇場公演を皮切りに、5月雪組東京、6月花組大劇場、7月月組大劇場と順次デビューしていきます。(宙組は未発表)
110期の首席であり、2025年の阪急阪神初詣ポスターモデルにも選ばれた彩葉ゆめさんは、組回りにひきつづき花組配属が決まりました。
研1ながら大劇場公演『エンジェリックライ』で台詞もあり、劇団推しなのは間違いない彩葉さん。可愛いですし華がありますよね。
同じく組回り公演から注目を浴びた星風まどかさんのようなスピード出世に期待がかかるところですが、それはどうでしょう。
一昔前ならいざしらず、研2でバウヒロインというとんでもない抜擢があり、そのあとすぐに東上ヒロインも果たしたにも関わらず、結局トップになったのは研6という星空美咲さんの例がありますし、
近年は男役トップの高齢化にともない娘役の就任学年もあがり、ヒロイン揃いの105期ですら現時点でトップは星空さんのみという有り様。
男役が研11でトップになることや、娘役が研4でトップになった時代はもはや都市伝説になりつつあります。
もちろん早期就任が良くて高学年就任が悪いわけではありません。
ただ、男役も娘役も先が長い時代になり、本人も応援するファンも、精神的にも体力的にも経済的にもしんどいだろうなと。
宝塚歌劇・雇用契約変更
トップ就任学年を上げて生徒を長く引き止めるなら、生徒がより安心して働ける環境をつくることが何よりも大切です。
本日(3/11)、報道各社の取材に理事長が回答した内容によると、「221人の劇団員をフリーから雇用契約に変更する」とのこと。
ご遺族の弁護士も「6年目以降の劇団員についても労働者性がある」と指摘されていましたが、西宮労働基準監督署も強く改善を求められたんでしょうね。
やっと、労働基準法などの法令に基づき、勤務時間や業務量の把握、残業代の支払いなどの安全配慮義務が雇用主に生じることを認識し、手当のアップや福利厚生面の向上も含めて、劇団員の待遇改善に努めることになりました。
多くの劇団員が無期契約ではなく1年更新の有期契約を選んだのかについては気になるところですが、とにもかくにもこれで終わらせず、今後もいろんな面で改革改善が続けられることを望みます。
さて明日はいよいよ雪組大劇場初日!
朝美絢さん率いる新生雪組が良いスタートを切れますように。