本日9月1日、ぶじに宝塚111周年記念式典が執り行われました。
現役生175人、音楽学校生79人が出演したほか、たくさんのOGが招待され、予想をはるかにこえる大規模開催となった模様。
式典、奉舞はもちろん、そのあとに上演された月組公演も大いに盛り上がったようで何よりです。
111周年式典・それぞれのデビュー
トップ初仕事・暁千星&詩ちづる
まずは式典、司会を務めるのは星組組長の美稀千種さん。
銀橋下手から詩ちづるさん、天紫珠李さん、桜木みなとさん、鳳月杏さん、暁千星さん、春乃さくらさんらトップスターがずらりと並び、口上がありました。
これがトップ初仕事となった暁さんと詩さんも、大劇場お披露目をまえに大舞台に立った桜木さんもとっても緊張されたと思います。
が、とにかくOGたちの盛り上がりがすごくて「ヒューヒュー」という歓声の嵐。その賑やかさに思わず桜木さんも笑ってしまったのだとか。
記念奉舞では水美舞斗さんと瑠風輝さんが袴姿でアクロバティックな日舞を披露し大活躍。
瑠風さん、華々しい星組デビューおめでとうございます。
花組デビュー・極美慎
音校生による『おお宝塚』の合唱で感極まるOGたち。
そして大注目はタカラヅカスペシャルさながらの『111周年記念式典宝塚メドレー』です。
タカラジェンヌに栄光あれ:小桜、天彩、極美
Exciter:極美
ルポァゾン:鷹翔、瑠璃
Music Revolution:風色、山吹、天飛、きよら
心の翼:碧海
Killer Rouge:極美、小桜、星組生
シトラスの風:宙組生
パレード宝塚:全員
8月11日付けで組替えしたばかりの極美慎さんが星組時代に出演した『キラールージュ』だけでなく、はやくも花組の代表曲である『エキサイター』を歌うなんてビックリ!しかも劇団が最もチカラを入れている周年記念の場で破格の扱いとも言える出番の多さ。
【余談】100期3人目の男!とか、なんで星組で東上させなかったんだとか、なぜ同期の下に組み替えさせるの?とかいろいろありますが、なんだかんだ言って極美さんって”選ばれし人”なんですよね。(この件はまた別記事にします)
大盛りあがりの月組公演
奉舞のラストは全員で『FOREVER宝塚』を合唱して幕。
その後に行われた月組公演『ガイズ&ドールズ』も、キャストが登場するたびに歓声と拍手が沸き起こり、追い出し演奏が終わっても拍手が鳴り止まないほど盛りあがったのだとか。
式典と奉舞の様子は近いうちにスカイステージで放送されるでしょうから、楽しみに待ちたいと思います。
そして阪急電鉄の社長が「私どもの事業運営が心痛むできごとを招き心よりお詫びいたします」と式典で陳謝したそうですが、なぜ110周年ではなく111周年記念になったのかを心に刻み、あの悲しいできごとを未来永劫忘れてはならないと思います。