在団中に退団後の出演作を発表することについて思うこと

昨日は、鳳月杏さん&天紫珠李さんのお披露目に加え、

風間柚乃さんが2番手羽根を背負ったこともあり、月組初日の話題で盛り上がりましたね↓

そして同じ日にもうひとつ大きなニュースがあり、いろんな意味で驚きました。

凪七瑠海ミュージカル「1789」出演決定!

凪七瑠海/マリー・アントワネット

来年の春に上演されるミュージカル『1789』に凪七瑠海さんの出演が決定!

しかもこれまで宝塚OGがダブルキャストで演じてきたマリー・アントワネット役をシングルでというから驚きです。

【東宝版アントワネット】
2016年・凰稀かなめ、花總まり
2018年・凰稀かなめ、龍真咲
2025年・凪七瑠海

下級生時代に『エリザベート』でシシィを演じ、その後も『ミーマイ』のジャッキーや、『オディプス王』のイオカステなど女役の経験も豊富な凪七さん。

なので1月に退団して4月には『1789』初日を迎えるという短い脱皮期間でも、みごとなアントワネットを見せてくれるでしょう。

と、『1789』への期待は高まりますが、ちょっと待って!!

スルーしようとも思ったんですが、いち宝塚ファンのたわごとだと思って聞いてください。

いち宝塚ファンのたわごと

「宝塚在団中に辞めた後の出演作を発表することに抵抗がある」と言えば、頭が硬くてうるさい人、でしょうか。

そりゃあトップさんたちが退団会見で口を揃えて言う「退団後はまだなにも決まっていません」は建前だと分かっていますよ。

だって皆さん退団後すぐにコンサートや出演作の発表をしますから。

それに「なんでこのタイミングで?」と辞めていくジェンヌさんの退団後の出演作を見て納得ということもよくありますしね。

卒業後も活躍している姿を見るのは誇らしいですし、できることなら皆さん舞台に立ってほしいとも思います。

とはいえ在団中に発表するのは話が別です。

宝塚において、この人の舞台姿を見られるのはこれで最後かもしれないという刹那があってこそ、ファンは最後まで完ぺきな夢を見られるのです。

【小声】予告されてしまうと男役姿を見納めながらもふとした時にアントワネットのゴージャスなドレス姿が浮かんでしまうわけで…。凪七さんは宝塚の伝統を重んじ、王道を好む方なので、もしかしたらご本人がいちばん退団前発表に思うことがあるかもしれませんね。

よりにもよって宝塚ファンの心理をよく知る小池先生の公演でというのがまたこれ。。

このタイミングでキャストを発表しないと印刷物やもろもろが間に合わないんでしょうけど、あまりにも制作側の事情が見えすぎてゲンナリ。

星風間とか・オランプ

とまぁ、こんな愚痴をこぼしているのは私くらいで、大勢の方が『退団前発表』に好意的のようです。

これまで独自のルールを守ってきた宝塚ですけど、今後は、ジェンヌの退団を待っていられないという外部の圧に負けて『退団前発表』が増えるかもしれませんね。

気になるヒロイン(オランプ)は星風まどかさんでした。(奥田いろはさんとダブルキャスト)おめでとうございます。

明治座はキャパが小さいので激戦になると思いますが、星風オランプ&凪七アントワネット目当てに参戦したいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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