12月も半ばに差し掛かり、記念すべき宝塚歌劇110周年Yearもあと二週間ほどで終わろうとしています。
思い返せば、花組、月組、雪組と、トップが3組も入れ替わった激動の1年でした。
そしてもうすぐ迎える2025年には、宙組の芹香斗亜さん、星組の礼真琴さんまでもが去っていくという。
果たして代替わりのタイミングで人事が動くのでしょうか。
2025年・各組序列に思う
スカスカ花組&月組・ギッチギチ月組&宙組
まずは、各組、トップから4番手まで現状を整理しておきますと、
【2024年12月時点・各組序列】
花組・永久輝、(聖乃)
月組・鳳月、風間、礼華、彩海
雪組・朝美、(縣)
星組・礼、暁、極美、天飛
宙組・芹香、桜木、瑠風、鷹翔、風色
聖乃さんと縣さんを()書きにしたのは、2番手羽根を背負い、正2番手が確定した風間さんと区別するためです。
が、あとは羽根だけで、おふたりとも現状2番手であることには変わりがありません。
聖乃さんも来年の1作目で2番手羽根を背負うでしょうし、朝美さんのお披露目こそ瀬央ゆりあさん登板で逃すかもしれない縣さんですが、その次の公演(朝美さん2作目では)背負うことになるでしょう。
注目すべきは組によって路線のバラツキが激しいことです。
花組と雪組の3番手以下がスカスカで、月組と宙組は路線が飽和状態だということ。
これを解消すべく来年こそ組替えが行われるのではないかと言われていますが、芹香さんと礼さんが抜けたあと、そしてバウ主演者が増えた場合の序列予想をご覧ください。
あれ?なんとかなってしまうかも?
【2025年・各組序列予想】
花組・永久輝、聖乃、希波
月組、鳳月、風間、礼華、彩海
雪組・朝美、縣、(華世)
星組・暁、極美、天飛
宙組・桜木、瑠風、鷹翔、風色
あれ?意外とキレイに収まってません??
路線スカスカの花組も希波さんのバウ主演で3番手が確定しますし、その下(4番手格)には天城れいんさんも控えていて、いずれバウをやるでしょう。
そして雪組も華世さんがバウ主演を取ればすんなり3番手に昇格するわけで…
えっ?研6なんて早過ぎるって??
いえいえ、研6でバウ初主演は超路線の証?と言わんばかりに、礼真琴さん、柚香光さん、暁千星さんなど、名だたるスターが務めてきたんですよね。
ということで華世さんも充分可能性ありです。
そして路線ギッチギチの宙組にしても、玉突きとはいえ、1つづつ番手が繰り上がると、
瑠風さんが無事に2番手に上がり、鷹翔さんも3番手に昇格で同期の礼華さんに追いつくことに。
そうなんです。
宙組の人事が動くタイミングや万博アンバサダーの縛りがなくなり、いよいよ組替えか!なんて半分期待&半分覚悟していたものの、
じつのところ組替えしなくても何とかなってしまうのが2025年なんです。
そりゃあ将来的には、鷹翔さん、風色さん、亜音さんを引き離さないといけないとか、
礼華さん&彩海さんのニコイチをどうするの?という問題は残ります。
が、それは2026年以降でも充分間に合うわけで、2025年は星&宙に代替わりはあれど、あとはのらりくらりと人事をやりすごすのではないかという気になってきました。
な~んて言って、”年末あるある”のビックリ人事異動が発表されたら笑ってください。
以上、2024年12月半ばの見解でした。