本日は雪組「Lilac（ライラック）の夢路／ジュエル・ド・パリ!!」集合日ということで、
配役と退団者の発表がありました。
そして宙組次期トップコンビの大劇場お披露目公演も発表されましたね。
雪組退団者7名
【退団者】
白峰ゆり (95期)
星加梨杏 (100期)
日和春磨 (101期)
真友月れあ(102期)
涼花美雨 (102期)
天咲礼愛 (103期)
菜乃葉みと(104期)
2023年7月16日（雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽）付で退団するのは7名。
月組、宙組につづき、多くの生徒さんが退団してゆきます。
『いつまでも居ると思うな95期』
本当にそのとおりで、またひとり95期を送り出すことになりました。
朝美さんにとっても同期・白峰さんの退団は寂しいでしょうね。
星加さんは『蒼穹の昴』で京劇の見せ場があり、これからどんどん大きな役がつくことが予想されたばかり。
雪組は100期以下の若手の退団が目立ちます。
コロナ禍の苦しいときを乗り越え、あと少しで110周年の大イベントが待っているというこの時期の退団は残念でなりませんが、
それぞれ退団後の未来を考えるとベストなタイミングが『今』だったのでしょう。
退団者のみなさんが最後まで笑顔で充実した日々を過ごせますように。
雪組「Lilacの夢路」配役発表
ドロイゼン家の5人兄弟の配役に注目があつまっていましたが、
【ドロイセン家5人兄弟】
長男・彩風咲奈
次男・朝美絢
三男・和希そら
四男・一禾あお
五男・華世京
縣さんは四男ではなく、エリーゼ（夢白）の幼馴染みであり鉄職人のアントン。
重要なポジションを与えられ、さらなる飛躍が期待されます。
そして興味深いのは5人の『夢人・魔女』たち。
【夢人・魔女】
美穂圭子・妃華ゆきの
希良々うみ・有栖妃華
音彩唯
脚本演出が謝先生なので、夢人は主人公たちをどこかへ誘う重要な役割りを担うのでしょう。
どんな役か初日の幕があがるまでは分からないというのが、オリジナルの怖いところでもあり、楽しみなところでもあります。
豪華な娘役メンバーをモブにせず、最大限生かしてほしいですね。
この公演は109期のお披露目公演でもありますが、残念ながら碧月光さんの全日程休演が発表されました。
次の公演で元気な姿が見られることを楽しみにしております。
宙組お披露目公演『パガド／Sky Fantasy!』
芹香さん＆春乃さんトップお披露目大劇場公演の演目が発表されました。
『パガド』 ～世紀の奇術師 カリオストロ～
原作／アレクサンドル・デュマ・ペール「Joseph Balsamo」
脚本・演出／田渕 大輔
『Sky Fantasy!』
作・演出／中村 一徳
月組『応天の門』につづき今年2作品目の田渕先生作品となります。
小柳先生の花組連投もそうですが、やはり上田久美子さんや原田涼さんの退団にともなうイレギュラーな登板かなと。
田渕先生は大劇場デビューも宙組でしたし、なにかと宙組に縁のある先生です。
2014年『SANCTUARY』
2015年『相続人の肖像』
2017年『王妃の館』
2018年『異人たちのルネサンス』
それだけ組子を分かってくださっていると思いますので、たくさんの組子に見せ場のある作品になること期待しています。
【余談】作品解説に『稀代の奇術師と名高いカリオストロ伯爵の愛と復讐を描く』とありますが、先生はどうも恋愛を描くのが苦手のようなので、そこだけが心配）
ショーは安心安定の中村先生。
雪組「Music Revolution!」
星組「Ray-星の光線-」
花組「The Fascination!」
雪組「Sensational!」
芹香さんと春乃さんのお披露目にふさわしい華やかでステキなものになるといいなと思います。
つねに『終わりと始まり』が混在しながら109年続いてきた宝塚歌劇。
雪組の新トップコンビお披露目も
109期生初舞台も、宙組の新トップコンビお披露目公演も楽しみですが、
まずは、まもなく初日を迎える『カジノ・ロワイヤル』で真風さんと潤花さんのラストをしっかり見届けたいと思います。