3回目となる月組「桜嵐記」観劇。 (1階S席)
「桜嵐記」は物語の内容上、緊張感が持続する展開で、客席には2,000人を超える人がいるにもかかわらず、水を打ったような静けさ。
舞台上の人物の生き様を、客は固唾を飲んで見守る。
客席にも舞台上と同じ空気が流れていて、過去2回の観劇では そんな劇場の一体感に感動を覚え、3回目の観劇をそれはそれは楽しみにしておりました。。
しかし本日の観劇は、客席のマナーの悪さにより舞台と客席の空気は分断され、残念な思いをすることに😭
貸切公演のマナーについて
珠城さんの退団公演、しかも生で珠城さんを見るのは今日がラストということもあり、不快なことに気を取られてはもったいないと、その都度 気持ちを切り替えて観劇に望みましたが、帰宅後もモヤモヤが続くため、こちらで本日の残念ポイントを呟かせてください😆(独り言です。)
😠開演前、幕間、終演後、そして公演中も、客席やロビーやトイレ列で、大声でも小声でもおしゃべりが多すぎる。
(いつもの公演と違い、子供たちや男性の姿が多く見られ、みなさんが笑顔で過ごされている様子は微笑ましいのですが、ご家族やご友人という話しやすい間柄ゆえにおしゃべりが止まらないといった感じで残念でした。)
😠開演前、幕間、1階席前方の人たちの関係者挨拶周りがヒドイ。
(過去多くの貸切公演で見受けられた光景ですが、一般人からしてみると、いろんな意味で不快でしかありませんね。)
😠劇中、子供が大きな声でグズる。
(他の客、舞台上の出演者、子供の保護者、そしてこの子自身。誰にとっても良いことはなく、居たたまれない時間でした。)
😠劇中、何度か携帯が鳴る。
(マナー違反中のマナー違反。論外です。)
😠終演後の規制退場に従わず、我先にと退場してゆく人の多いこと。
(みなさんお急ぎなのでしょうか。そういうことにしておきましょう。)
2階席でも同様のことや前方客の前のめりで、不快な思いをされた方がいらっしゃったそうです。
珠城りょうさん貸切公演ご挨拶
コロナで1年以上ぶりの貸切公演。
もはや懐かしさすら感じる「貸切公演トップご挨拶」が聞かれたのは嬉しかったです。
終演後 再び幕が上がると、キラッキラの大階段前にニッコニコの笑顔で大羽を背負って立つ珠城さん。
「みなさーん、お元気ですか??😃
あはは、お久しぶりです。
皆さんがこの舞台を見て元気になっていただけたのであれば嬉しいです。これからも素敵な舞台をお届けできますよう精進を重ねてまいります。
今後とも宝塚歌劇を、その中でも特に月組をよろしくお願いいたします☺️本日は本当にありがとうございました。」(←ニュアンスです。)
珠城さんの爽やかで明るいご挨拶に救われました。
大劇場のラストが近づくにつれ退団オーラ(透明感)が増す珠城さんを中心に、「桜嵐記」のお芝居はどんどん深まり、「Dream Chaser」は組子の団結力がより強固なものになり、どちらも感動的。
客席がどんな状態でどんな雰囲気であれ、常に最高の舞台を見せてくださる月組の皆さんに心からの拍手。
月組の素晴らしい姿を見て、『私自身コロナにかこつけて度量が狭くなっていないか』、『人のあら探しをしていないか』、『観劇の集中力が衰えた言い訳をしていないか』、その他もろもろ、自身を省みるきっかけになりました。
残りの公演も舞台と客席が一体となる素晴らしいものになりますように。
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