本日は2つの心配ごとについて記したいと思います。
宙組 大路りせ 休演
初主演となる新人公演を終えたばかりの大路りせさん(105期)。
5月20日マチネの1幕には出演されていましたが。2幕は姿が見えなかったとのこと。
心配が広がるなか、迎えたソワレ開始前に大路さんの休演を知らせる貼り紙が。
『大路りせ・15:30公演休演。復帰時期は未定となっております』
大路さんの休演にともない波輝さん、鳳城さん、葵夕稀さんらが代役を務めたそうです。
休演理由は書いておらず、ケガか体調不良かどうか分かりませんので何とも言えませんが、
新人公演初主演の緊張と配信のプレッシャーは相当なものだったと思いますし、連日遅くまでの練習で疲労はピークを迎えていたのでしょう。
大劇場の新人公演は火曜日に行われ、翌日は休演日でした。
しかし東京の新人公演は木曜日で その日にダメ出しや反省会があり、翌日は本役さんに借りていた小道具などを返すために早朝から楽屋入り。
そして午後からふつうに公演があるという超ハードスケジュールです。
礼真琴さんの件で改革はすこし進んだように思いますが、
『歴代のスターたちはみんなやってきたんだから』と追いつめるようなやり方は今の時代には通用しません。
『働かせすぎ』の逆もしかり。
宝塚の暗黙の了解のひとつ別箱の振り分けに数名の名前がないこと。
ほとんどの場合、本人の意志で出演しないのではなく何らかの意図でハズされたのです。
この経験をしたジェンヌさんは口をそろえて「悔しかったけれど気づきや学びがあった」とおっしゃっていますが、会社が社員に仕事をさせないのはアウトです。
『働かせすぎること』と『働かせないこと』が同時に起こる宝塚。
生徒たちの身体的疲労や精神的苦痛に配慮した運営をしてほしいと思います。
そしてなにより大路さんが大事ないこと願うばかりです。
客席降り 再開
礼さんの口から「1789客席降り、あります」という言葉が聞かれて喜びの声で溢れています。
最後に階段降りが行われたのは3年前の星組公演『眩耀の谷/Ray-星の光線-』でした。
政府の方針をうけて2月29日~3月8日まで公演が中止され、華形ひかるさん(85期)を送り出すために3月9日(千秋楽)のみ実施されたあの公演です。
で、中止される前日の公演までは客席降りはあったんです。
しかし千秋楽は客席降りの代わりに組子たちが銀橋にズラリと並ぶ演出に変更。
その後、全組において客席降りは実施されなくなりました。
数年前、あるジェンヌさんのお茶飲み会(お茶飲み会とは・会立てしていないジェンヌのお茶会のようなもの)に参加したときの話です。
「最近ビックリしたことは何ですか?」というファンからの質問に対して、
「客席降りで指輪を抜かれそうになってビックリしました」という回答に血の気が引いたのを覚えています。
地方公演の客席降りでジェンヌさんが持っている小道具を取ろうとしたり、衣装をつかむ人を目にしたときは心底驚きました。
あっ、でもご安心ください。
『1789』の客席降りは正確には『客席登場』ですから。
2幕の最初、客席から登場した民衆が歩いて舞台に上がるだけで観客とは触れ合いません。
芝居での客席降りはショーとは違ってハイタッチもなく、観客と距離が保てるので再開にはもってこいですね。
いま一度こういう演目から客席降りというものに慣れ、いざ本格的な客席降りが行われるようになったときに
ジェンヌさんにとって安全で、われわれも心地いい距離感がはかれるようになると良いなと思います。