2023年5月21日(日)すみれ募金が4年ぶりに復活!
ということで宝塚大劇場に行ってきました。
4年ぶりのすみれ募金
ノーマスクのすみれ募金
すみれ募金とは、音楽学校生による小児がんや難病と闘うこどもたちを支援する募金活動のこと。
・予科生(111期) 11時20分~11時50分
・本科生(110期) 11時50分~12時20分
音楽学校生が華やかな袴姿で立ち、ノーマスクで募金を呼び掛けていました。
【今年のルール】
・生徒さんとの会話OK
・学生の撮影OK
・学生と並んで撮ることNG(ちなみに4年前はOKでした)
活動1時間でなんと130万円を超える募金が集まり「チャイルド・ケモ・サポート基金」に寄付されるそうです。
こどもたちが笑顔になってくれるといいですね。
で、4年ぶりのすみれ募金はすごい数の人(約2000人)が生徒さん見たさに劇場大広間に殺到したから さあ大変!
2000人殺到で密状態
スタート直後は劇場スタッフによる誘導もなく、写真を撮る人、募金をする人、ギャラリー、報道陣でごったがえして身動きがとれないほどの密状態。
段差もないので先頭でなにが行われているのかを知るには近づくしか方法はなく、
「押すな!」とか「キャーッ」という悲鳴が聞こえて現場は一時騒然!
人ごみから抜け出そうにも身動きがとれず、正直怖かったです。
しかし宝塚ファンがスゴいのはここから。
募金スタートから約10分ほどしてからでしょうか。
みんなが空気をよんでなんとなく自然と列が整い始め スムーズに流れるようになりました。
そんなに混雑するなら屋外でやればいいじゃないか!という意見がでそうですが、じつはコロナ前まで屋外でやっていたのです。
屋外には屋外の問題があって、直射日光がとにかく暑いということ。
そういえば2018年は105期の稀惺かずとさんに人が殺到して大変そうでした。
彼女は暑いなか笑顔を絶やさず活動に励んでいてスゴイなと感心したのを覚えています。
ちなみに今年もっとも注目をあびたのは110期の田良結芽(たらゆめ)さんでしょう。
色白の肌にピンクの着物がよく似合っていて とにかく可愛らしい。これから活躍を追いたい山口県出身の娘役さんです。
本科生も予科生も 初めて大勢のファンの前に立って疲れたでしょうね。
セキュリティ対策
今年から募金場所が屋内に変更されたのは『暑さ対策』のほかにもう一つ、
『セキュリティー対策』という理由が関係しているのかなと。
今年は壁やパネルの前に生徒さんを立たせ、混雑から守る配慮がなされていましたし、
生徒さんと募金する人のあいだに机がおかれていて、一定の距離を保てるようになっていました。
生徒さんのことを考えられた募金だったと思います。
なのでスタート時の対応だけが残念でなりません。
来年は最初から撮影(ギャラリー)列と募金列を分けるなどして混乱がおこらないよう誘導お願いいたします。
人ごみにまみれ、一時は身の危険も感じるほどの恐怖を味わいましたが、
110期生や111期生のピュアな笑顔にいやされ、優しい眼差しで学生たちを見守る飛鳥裕さんの姿に和みました。
そして星組のお稽古入りに遭遇するといううれしい偶然もあり、ハッピーな気持ちで4年ぶりのすみれ募金から帰宅しました。