月組「桜嵐記」拍手問題。
私が観劇した回は、幕開きストーリーテラーの光月さんのセリフで、
「皆様にお願いがございます。今から登場人物を紹介して参りますが、途中の拍手はご遠慮いただいて、最後に主人公が登場した時のみ盛大な拍手でお迎えください。」とありました。(←ニュアンスです。)
ややこしい時代の話しですし、登場人物も多いので、途中で客が迷子にならないように上田先生はここでしっかり説明しておきたいのだな。 と考えましたが、
拍手のタイミングを演者の貴重なセリフを使ってまで客に指示するのは。。。それなら曲を入れるなり何なり拍手がおこらないようにする演出ができないものなのかなぁ、とも思いました。
先ほど 「私が観劇した回は」と記しましが、それには訳がありまして、公演初日から今日まで、幾度かセリフや演出が変更されています。
指示セリフなし。
↓
登場人物個々の拍手自粛、主人公のみ拍手を促すセリフつけ足し。
↓
公演アナウンスと指揮者紹介を人物紹介前へ変更。(拍手あり)
上田先生も試行錯誤されているのですね。
トップコンビの退団公演で、まさかこんなことが話題になるなんて思ってもみませんでした。
この件はあまり意識すると、観劇時に それこそ大切な時代背景や登場人物の説明を聞き逃すことになりかねませんので このくらいに☺️