文春第6弾が報じられました。
今回は宙組トップの発言暴露と、演出家による演出家助手と生徒に対するパワハラについて書かれています。
文春第6弾に思う
演出家と演出助手の関係
まずは『退団専科』と称され、数々のトップスターの退団公演を手掛け、ヒットさせてきた某女性演出家について。
そうです、昨年、惜しまれながら去っていったあの方です。
その演出家のパワハラに苦しめられたとして告発したのが元演出助手のAさん。
Aさんは演出助手をしていた当時、同時に3公演を担当し、そのうちのひとつがその演出家の作品だったのだとか。
演出家はAさんにLINEで大量の指示をだし、少しでもミスがあると叱責しつづけ、休日であろうと 他の公演を担当していようとお構いなし。
Aさんはプロデューサーに訴えたが取り合ってもらえず、うつ病を発症。
3か月の休職を経て現場復帰すると、演出家から耳を疑うような言葉が。
「どのツラ下げて戻ってきたの!向いていないから辞めたほうがいいんじゃない」
結局Aさんは退職し、その後、劇団と戦う姿勢を見せました。
すると劇団は約500万の見舞金(という名の口止め料)をAさんに支払い、『第三者に口外しない条項』にサインさせたという。
演出家と生徒の関係
昨年、原田氏のパワハラ&セクハラ問題がありましたが、パワハラは演出助手だけではなく生徒にまで及んだとされていました。
みんなの前で(雪組の)トップスターとトップ娘役を吊るし上げるというヒドイ内容で、名前が挙がった生徒さんが気の毒でなりませんでした。
今回の女性演出家のパワハラも、元星組トップにまで及んでいたそうです。
『演出家は連日公演後に生徒以外立ち入り禁止の大部屋に押しかけ、ある時は16時から22時まで延々とトップにダメ出しを行い、彼女のプライドを踏みにじるような発言を繰り返していた』
宝塚の演出家は作品をつくるだけでなく、生徒から『先生』と呼ばれ 指導(教育)する立場にあります。
それゆえ『指導』なのか『行き過ぎた指導(パワハラ)』なのかは曖昧で、受け止め方によるところが大きい。
これからもこの手のリークは増えるでしょうが、難しい問題ですね。
宙組トップに対する内部リークに思う
ヒヤリングの内容暴露?
現役の生徒についても、本人や劇団が反論しないことをいいことに書きたい放題。
またも宙組のトップスターの名前があがり、その内容は辛辣です。
「〇〇さん(亡くなられた生徒さん)とは話したことない」
ヒヤリングでトップが語ったとされる内容を暴露する劇団関係者。
関係者の話はこう続きます。
「トップが亡くなられた生徒さんと話したことがないなんて明らかな嘘。彼女がトップから『あんたが下級生をまとめないでどうするんだ』と執拗に怒鳴られ、連日連夜 泣きながら謝り続けているのを多くの組子が目撃している」
情報漏洩なら大問題
ヒヤリングした弁護士しか知り得ない情報を関係者はどうやって知ったのでしょうか。
情報が漏洩しているなら大問題です。
記事によると宙組のヒヤリングはすでに終了しているとのこと。
東京公演に向けて始動するなら、そろそろお稽古がスタートする頃です。
しかし先程行なわれた文春の限定イベントによると、昨日の時点ではまだ生徒に何もアナウンスされていないとだとか。
どうなるんでしょうね。
いつ調査結果の報告がなされるのか、そして公演の実施も含め、どのように事が運ばれるのか、引き続き見守りたいと思います。