柚香光さんと星風まどかさんの退団公演である『アルカンシェル』。
それはそれは熾烈なチケット争奪戦が繰り広げられ、一枚のチケットがどれだけ大切かは宝塚ファンなら誰もが知るところ。
しかし、本日SNSに投稿された客席の写真を見てビックリ！！
なぜこんなことに！『アルカンシェル』貸切公演
ガラガラの客席
後方から撮られたその写真にうつっているのはガラガラの客席。
あまりの空席の多さに開場したばかりなのかなとも思いましたが、その状態で公演が始まったとのこと。
昨年の記者会見で問題が明るみに出て劇団のイメージは急落。
そんなときに新たに貸切をしてくれる企業は本当にありがたい存在です。
だけど、これはあまりにも残念。
しかもよりによってコロナ禍で真っ赤な客席を前に無観客配信をした花組が最初の貸切に当たるなんて。
コロナ禍で1席ずつ空けた人数よりも少ない客席を花組生に見せたくなかったですね。
応募が少なかったわけではなく、落選した人も多かったのだとか。なのに何故こんなことに。
幕間に前方の席に移動する人もいて現場は混乱。
劇場スタッフが「チケットに記載されている席でご観劇ください」と声をかけても従わない人も。
う～ん、複雑な気持ちになりますね。
そんなやり切れない気持ちをなだめたのは柚香さんでした。
終演後のご挨拶で座席移動についてもさりげなく言及。
「本日はファ◯ペイ貸切公演をご観劇くださりありがとうございます。ファ◯チキ大好きな柚香光でございます。あはは。わたしは日頃からファ◯マ様には大変お世話になっておりますので本日の貸切を楽しみにしていました。皆さまが前方へと出てきてくださったので私も1歩前に出たくなりました（柚香さん1歩前に出て客席笑い）。お楽しみいただけましたでしょうか？今回初めての貸切ということで今後またお会いできる日を楽しみにしております」
核心に迫りながらもユーモラスを交えたご挨拶に会場が和んだそうです。
初めての貸切公演といういことで企業側も手探り状態だったと思います。
きっちりと本人確認が行われたことや、豪華なお土産など喜ばれていますし、貸切実施への感謝の言葉も見受けられました。
もし次があるなら空席回避のために劇団と企業が協力して諸々改善されるといいなと思います。
【余談】本日20時50分頃、公式で花組チケットの戻りが出ていると情報を受け、あわてて追いチケ（B席）しました。諦めずにちょくちょくチェックしないといけませんね。
大盛況の花組お茶会
花組のある生徒さんのお茶会に参加してきました。
彼女のお茶会に参加したのは、まだ会が立っていない『お茶飲み会』と呼ばれる下級生時代ぶり。
一般的に路線スターのお茶会会場の大きさや形態は、学年と参加人数によって移行していきます。
カフェ→レストラン→エスプリホール（テーブル→シアター）→宝塚ホテル（テーブル→シアター）
今回はいまの彼女の地位にふさわしい大きな会場で行われ、ファンの人数も多く大盛況。
しかしご本人は小さなカフェでやっていた『お茶飲み会』のときと変わらず、気さくでサービス精神旺盛。
参加者みんなが笑顔になるとても楽しいお茶会でした。
ですが公演終了後のお茶会は、生徒さんの負担になることは間違いありません。
『アルカンシェル』はトップさんの退団公演ということで、通常よりも公演期間が長く体力的にも大変だと思います。
どうかケガなく全員元気に花組悲願の東西完走が達成されますように。