昨日は月組の新人公演をみて暑苦しい感想をアップしましたけど↓
本日は『ベルサイユのばら』の新人公演キャストが発表された雪組について記したいと思います。
雪組の一人っ子政策どうした?
蒼波黎也(研7)が初主演
【ベルサイユのばら新人公演】
フェルゼン(彩風咲奈) 蒼波黎也(104期)
アントワネット(夢白あや)白綺華 (107期)
オスカル(朝美絢) 紀城ゆりや(105期)
蒼波さん、初主演おめでとうございます。
蒼波さんは身長175センチでスタイル抜群。
文化祭で主演を務めるなど早くから注目されていたものの、入団してからは役に恵まれていたとは言えず悶々とする日々。
直近の新公では諏訪さきさんや一禾あおさんの役を懸命に務め、実力を蓄えてきました。
で、今回の初主演ですよ。
どんなステキなフェルゼンを見せてくれるのか楽しみにしています。
あれ?華世京は?
で、雪組の一人っ子政策ってどうなった?
てっきり彩風咲奈さんの退団作は御曹司の華世京さんが取るものだとばかり。
まぁ華世さんはすでに2回主演を経験していますけど、アゲると決めた生徒には3回でも4回でも、なんなら彩風さんのように5回やらせるのが雪組だったはず。
考えられるのは、一昔前と違って、ひとりの生徒に何回も主演をやらせるのではなく、多くの生徒にチャンスを振る傾向にあること。
しかしそのチャンスはどうしても期でバラツキが出てしまいます。(105期5人、104期1人)
なのでここらで華世さんを足踏みさせてでも、104期から花組の天城れいんさんの他にもうひとり主演者を出しておきたいのでしょう。
そして、どこの組もそうですが、トップの高齢化にともない若手をあわてて育成する必要がなくなったことも、御曹司の育成を急がなくなった理由のひとつなのかなと。
礼真琴さんや柚香光さんのように、新公学年(研7)で3番手羽根を背負っていた時代があったなんて今では信じられませんね。
だって次期月組3番手目前の礼華はるさんはすでに研10ですから。
ということで雪組次期3番手のポジションが空くといっても、劇団としては華世さんを急いで上げるつもりはないのでしょう。(じゃあ誰が来るの?という話しはまた今度)
と諸々の大人の事情でトップ退団公演の主演を逃した華世京さんですが、
これからも御曹司であることに変わりはありませんし、出世街道を歩んでいくでしょう。
だとしても、本人は憧れの彩風さんの最後の役をやりたかったでしょうね。
ところで華世さんは新公で何の役をやるのかしら。予想は3番手のアンドレだと思うのですが、さてどうでしょう。
全キャスト発表が待たれます。
ヒロイン&2番手
ヒロイン(アントワネット)は歌に定評のある107期首席のある白綺華さん。
文化祭でヒロインを演じ、いつかは新公でもヒロインをやると思っていたけれど、こんな大作で抜擢されるなんて期待されてるんですね。
2番手(オスカル)には主演経験者の105期の紀城ゆりあさん。
OGの話しによると、『オスカルは男役が演じる最も難しい役』なのだとか。
そんな難役を紀城さんがどう演じるのか楽しみです。
予想外の配役に驚きと戸惑いを隠せない雪組新公キャスト発表でしたが、なんだか新鮮!
次世代がつくる新たなベルばらに期待高まります。
そして新人公演はもちろん、彩風咲奈さんの集大成となる本公演も心から楽しみにしています。