95期につづくスターの期として大いに期待されている105期。
すでに男役5名+娘役5名、計10名もの新公主演者&ヒロインを排出しています。
そんな期にまたもやスポットライトが当たる出来事が!
美空真瑠イベント出演決定!
花組の美空真瑠さん(105期)外部イベント出演決定!
「宝塚市制70周年記念事業 ギネス世界記録 町おこしニッポン ~Longest line of bouquets~」(ブーケを並べた個数について 新たな世界記録の樹立に挑戦するという企画)
日時・2024年8月3日(土)16:00~
場所・「花のみち」エリア
急遽決まったイベントだそうですが、宝塚市のおとなり、西宮出身の美空真瑠さんに白羽の矢がたったようです。
ギネスに挑戦という企画なので成功してもしなくても地元のニュースにはなるでしょうし、
そんな場所に下級生をたった一人で参加させる点でも、劇団の美空さんに対する信頼がうかがえます。
とはいえ、御園座公演『ドン・ジュアン』の千秋楽が8月1日ですから、そのわずか2日後にイベントに立たせるのはハードですね。
そこまでして美空さんを抜擢した理由は??
95期と105期
105期新公主演者・花組不在
スターの期といえば言わずとしれた95期。
柚香光&礼真琴のツートップはもちろん、月城かなと、桜木みなと、朝美絢、水美舞斗、瀬央ゆりあ、
多くの生徒にチャンスをあたえたことで、のちのち『期推し』というブームにつながった大成功例。
それぞれの組では2番手羽根問題など思わぬ炎上を招くこともありましたが、それをもってしても得るものの方が はるかに大きいのでしょう。
それを他の期でもやりたい劇団は、102期(侑輝、彩海、咲城、天飛、風色)で新公コンプリートさせるなど同期育成に積極的です。
現在研6の105期生は、
ついに娘役からトップが出て(星空美咲さん花組トップ娘役)、星組の詩ちづるさんがそのあとに続くかどうかというところ。
男役の活躍も目覚ましく、すでに新公主演者が5名も出ています。
七城雅(月組)
紀城ゆりや(雪組)
稀惺 かずと(星組)
大希颯(星組)
大路りせ(宙組)
ところが花組からは出ていないんですよね。
それには1期上の天城れいんさんが、104期ゆいいつの路線スターだからという大人な事情が関係しているのかもしれません。
ただ105期にはまだチャンスが1年半もありますし、おそらく花組からも新公主演者を出すでしょう。
じゃあ誰がやるの?と言われれば、
『鴛鴦歌合戦』で永久輝せあさんの役を、『アルカンシェル』で聖乃あすかさんの役をやり、
もう次は主演しかないと思われる美空真瑠さんでしょう。
男役としては小柄ではあるけれど、滑舌もよく芝居上手ですし、歌もダンスもそつなくこなす実力派。
永久輝さんのお披露目で主演を取り、105期6人目になれるといいですね。
そして将来的には105期もさらにあと1人スターを出して95期のように『神セブン』の栄光なるか?
花組、月組、雪組と3組の世代が変わり、
宙組が動き出したことによって新たなフェーズに入った宝塚歌劇団。
路線スターの宝庫であり、路線過多ともいえる105期が、
こんごどのように育成されていくのか、引き続き注目したいと思います。