宙組大劇場特別公演『ル・グラン・エスカリエ』。
いよいよ東京公演の幕があきました。
10日間しかなかった大劇場とは違い、東京は35日間(47公演)が予定されています。
酷暑の中で80分にもわたるショーは体力を消耗しますので、くれぐれもケガのないよう全員元気に千秋楽まで駆け抜けられますように。
そして、宙組が再開されたことによっていよいよ人事に動きがあるのか気になるところ。
ブロマイド発売に思う
もはや誰も驚かない
というのも7月20日に発売された雪組と宙組のブロマイドが興味深いんです。
まず、もはや彼女の抜擢は当たり前すぎて誰も驚かないレベルですが、一応記しておきますね。
華世京さんが106期にして初ブロマイド!!
華世さんは現在公演中の『ベルサイユのばら』で99期の諏訪さきさんを抜いて階段降りを果たしました。
そしてブロマイド初登場により、咲城けいさん(102期)や紀城ゆりやさん(105期)も抜かしてぶっちぎり!
アンチがつかないように大切に上げられている稀惺かずとさん(105期)とは違って、ここまで露骨に華世さんを上げていく理由は何でしょう。
新体制の雪組で3番手にするためなのか、他組で上げるつもりなのか。
いずれにせよ今後の人事に彼女が絡んでくることは間違いなさそうです。
宙組ブロマイド事情
宙組の風色日向さん(102期)も初ブロマイド!
依然としてアンバサダー(聖乃、風間、縣、極美)の中ではいちばん後方を走っていますが、
同期の天飛華音さん&彩海せらさん(2枚)には一歩近づきました。
同じく亜音有星さん(103期)も初ブロマイド!
長期休演でどうなるのか心配しましたが、路線健在。
アンバサダーの風色さんは動かせないので亜音さんが動く予兆なのかな。
【余談】亡くなられた生徒さんと同期で深く傷ついている亜音さんにとって、組替えして新たな環境に身を置く方がいいのか、宙組に残って痛みを分かち合える仲間と一緒に舞台に立つ方がいいのか、どちらが良いのでしょうね。劇団にも熟考してもらいたいです。
さらに驚いたのは瑠風輝さん(98期)のブロマイド数の多さ。
前回(『カジノ・ロワイヤル』)の3枚から一気に5枚とはビックリ!そんな飛び級アリなの??
さすが宝塚、上げると決めた生徒は必ず上げてきます。(おそらく『パガド』が4枚の予定だったんでしょうけど)
瑠風さんこそ今後の人事のキーになる人物かなと。
『ル・グラン・エスカリエ』で3番手羽根も背負いましたし、聖乃さんや風間さん縣さんら次期2番手候補たちよりも序列が上になりました。
芹香斗亜時代(あと2~3作)をずっと3番手でステイさせておくわけにもいきませんので、花月雪のいずれかに組替えして2番手昇格も?
人事が動き出す予感
路線スターが飽和状態の月組星組宙組に対して、3番手すらあやふやな花組と雪組。
この現状は劇団の意図したものなのか、動かすに動かせなかった結果なのかは分かりませんが、人数も含めていろいろバランス悪いですよね。
宙組も再開しましたし、いよいよ人事が動き出す?
そうなると狙い目は過去にも大きな人事があった年末年始あたりかな~なんて先走り過ぎですね。
まずは、現在公演中の花組雪組宙組が、何ごともなくぶじに千秋楽を迎えられるよう祈りたいと思います。