2日連続星組公演を観てきました。
昨日は学生の団体が入っていて、ジェンヌさんを役名で呼んで感想を語っているのが面白かったです。
「総理めっちゃダンス上手い!」
そのあとも「総理ってレイマ、コトなん?それともレイ、マコトなん?どっち?」と礼さんに興味津々な様子。
そんな可愛らしい学生さんたちに向かって『正解はレイ、マコトだよ』と心の中でつぶやいておきました。笑
そして本日(9/4)の舞台は思わぬハブニングが!
星組公演トラブルで舞台中断
ラスト5分前の中断
『記憶にございません』のラスト付近。(正確には第22場)
全員が舞台にそろって畳み掛けるように大団円に向かうところ(ラスト5分)で突然オーケストラボックスの赤ランプが点灯。
わたしは過去に何度か上演中の赤ランプ点灯を経験したことがあったので、トラブルが起こったんだとすぐに分かりました。
田原坂46が歌う『選挙ソング』がピタリと止んで、礼さんが客席に手を振りながら目線で組子たちを袖へと誘導。
組子たちも手を振りながら袖にハケていって、それはそれは見事な対応でした。
がしかし物語が完結していないのに緞帳が降りてきたのですから客席としては何がなんだか状態。で、ザワザワ~。
劇場フタッフさんから「状況を確認しておりますので席に着席したままお待ち下さい。スマートフォンなどの電子機器を開かないでください」と説明があったけれどザワザワは収まらず。
こういうときは時間の流れが遅く感じるものですね。だけどおそらく中断したのは7~8分程度かと。
【余談】これは意見が分かれるところだと思いますが、暗転だと不安があおられるので個人的には中断中は客電つけてほしい派です。
星組の団結力
『盆が回っていなかったし、中断の理由は舞台機構のトラブルかな~』なんて考察していると、「22場より再開いたします」とアナウンスがあり、自然と客席から拍手がわきました。
で、幕が上がった瞬間からの星組生のテンションよ。
総理(礼)の「皆さま、たいっっっへんお騒がせいたしましたーーーっ!」の第一声を皮切りに、選挙ソングを歌う田原坂46の弾けっぷり!
客席にゴメンと拝むようなジェスチャーをする組子もいて、舞台上あちこちで小芝居祭りで客席爆笑でした。
「このままでは帰さない」という組子たちの思いがとんでもないエネルギーとなって、ショーも星組パッション炸裂!とにかく熱かったです。
こういうときの星組の団結力って本当にスゴイですよね。感動しました。
【余談】酷暑ということもあり、先週観劇したときはダンスで足がもつれたり床に手をついてしまった生徒さんがいて、さすがの星組生たちもお疲れかなという瞬間があったのですが、皆さん完全復活!ご安心ください。
舞台機構のトラブルによる公演中断というハプニングがありましたが、
星組生の冷静な判断とスタッフの迅速な対応で大事に至らず、ぶじに最後まで上演できて本当に良かったです。
劇団四季(『美女と野獣』)でも中断があったそうですが、宝塚歌劇だけでなく、すべての舞台が安心安全に行われることを願っています。