本日、星組東京劇場公演『記憶にございません／Tiara Azul』初日の幕が開きました。
ついに舞空瞳さんのラストランが始まってしまいましたね。
星組初日に思う『記憶にございません／Tiara Azul』
いよいよ毎空瞳のラストラン
事前に行われた囲み取材で
「礼さんと2人で踊らせていただく場面が多いので、ありがたく感じますし、すごく幸せなので1回1回を大切につとめたいと思います」と語っていた舞空さん。いい笑顔ですね。
正直、星組の次回作が『阿修羅城の瞳』ということで、ヒロインの”つばき”こそ舞空さんの当たり役になりそうなのにと、いまだに未練タラタラですが、
礼さんのとなりでとびっきりの笑顔を見で写る彼女を見ていると胸がいっぱい。
どうか千秋楽まで思いっきり宝塚の娘役を楽しんでほしいなと思います。
三谷幸喜氏ご観劇
そして本日はなんと！
『記憶にございません』の映画監督である三谷幸喜さんが初日の舞台をご観劇だったそうですね。
プログラムによると、三谷さんはこれまで宝塚歌劇をご覧になったことがないのだとか。
ということは、本日の星組が初観劇！
ミュージカルになったご自分の作品を客席で観た感想はもちろん、ショーの感想も聞いてみたいですね。
通常ならカテコで組長もしくはトップさんからご紹介があるところですが、三谷さんが遠慮されたのでしょうか、紹介は無し。
そのまま劇場をあとにしてテレビの生放送収録に向かわれたそうです。
また後日、終演後にトップコンビとお話＆写真撮影の記事が公式HPにアップされることを期待しています。
で、礼さんにアクシデントがあったそうで…
星組初日ハプニング
花道真っ暗
そのアクシデントは、ショー『Tiara Azul』の失恋してやさぐれた礼さんが花道で歌うシーンで起こりました。
礼さんが花道に登場してもピンスポットが当たらず、真っ暗状態。
照明さんに認知されていないと思った礼さんが、真っ暗闇のなか、両手と両足を大きく広げて『おーい！ここにいるよ～』とアピールしたもんだから客席爆笑！！
その笑い声で気がついたのか、ピンスポットがピカーン！！
客席に広がる安堵感。
そしてその眩しいライトのなかで礼さんが歌った歌詞が、まさかの…
「♪こんなハズじゃなかったのに～」
これには会場が崩れるくらいの笑いと拍手！！
礼さんの可愛いリアクションと、あのタイミングであの歌詞という奇跡によって、
本来なら身も凍るようなアクシデントが、たくさんの笑顔あふれるステキな時間となったようです。
カーテンコール
東京でのウケに「東京で笑ってもらえなかったらどうしようかと」と、礼さんもホッとされた様子。
「私たちも毎回新鮮に演じるので、皆さんも新鮮に観てください」とご挨拶されました。
【余談】観劇された方の感想を見ると、ひろ香祐さん登場の高校時代のシーンはムラ以上にウケていたようで何よりです。このシーンは映画版にはないので石田先生のオリジナル。三谷さん楽しんでもらえたかな。
そして最後は礼さんの全方向に配慮したご挨拶で締め。
礼「大きな大きなお力添えをいただいている専科から輝月ゆうまさんが、組周りの110期生、そして舞空はじめ退団するみんなにとっても我々にとっても、今しかできない舞台をお届けして参りますのでよろしくお願いします」
宝塚史上稀に見るハイレベルコンビである”ことなこ”の集大成を、たくさんの人が見届けられますように。
そして何より、最後までおふたりが幸せていてほしいなと思います。