花組公演『A FAIRY TALE-青い薔薇の精-』『シャルム』
明日海さんサヨナラまであと一週間と迫りました。
シャルムのアドリブも舌好調!かと思いきや…
「やめんとって~。大阪からきました。」と、
客席からの不意打ちに、明日海さん、しばらくフリーズ。。
(辞めないでの同意)客席から大きな拍手が沸き起こる中、
しばし、みりお時間が流れた後、
「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。一晩?(少し?)考えてみます。」
くっ、苦しい😅(苦笑)
まさか、「辞めるのやめます。」とも言えないし、「無理!」と突き放すと場がシラけるし、 「柚香率いる花組もよろしくお願いします。」も、 自分の退団を惜しむ人に向ける言葉ではないし…
そうとう返しに悩まれたのだと思います。
その場の思いつきで安易に言葉を発しない慎重さ、誠実さが、明日海さんの素晴らしいところです。
宝塚大劇場公演の、ある日から突然ふってわいたこのコーナー。
どなたかOGや現役ジェンヌさんが来られている時は、明日海さんも絡みやすそうですし、やりとりに客席も和みます。(OGさんを知らない方は置いてきぼりかも知れません。)
何か特別なイベントがある時も、明日海さんの口からスムーズに言葉がでてきます。
しかしそれ以外は、アドリブが思い付かなくてアタフタする明日海さんを可愛らしく思うと同時に、明日海さんにとっては、少し負担になっているのではないかと。
かといって、明日海さんご自身は、アドリブが嫌いでも苦手でもないと思います。
ただ、台本にないことをすると、公演の盛り上がりや受け取り方にバラツキがでてしまう。
そういうことがお嫌いなのではないかと想像します。
だからこそ、たとえご自身のコンサートであっても、進行は極力台本どおり。
アドリブで何かふられても、シラケさせず盛り上げすぎず。
どこまでも公演のクオリティ重視のプロフェッショナル。
シャルムのアドリブについて戻りますと、
明日海さんのご負担。と言っても、今さら無くすわけにもいかないでしょうし…
気を張っていた宝塚大劇場公演の時とは違い、東京では、千秋楽まで日一日、明日海さんの心が解放されていくといいな。
それを手助けするコーナーであってほしいですね。