元旦からスタートし、本日ぶじに前楽を迎えた宙組大劇場公演。
サヨナラショーが始まるまえに15分の休憩が入るというイレギュラーな時間設定でしたが、とくに大きな混乱もなくぶじに終演したそうです。
気になる芹香斗亜さんのサヨナラショーの内容はというと…
以下、サヨナラショーの内容を曲目等ネタバレありで記しますので読み進めご留意ください。
芹香斗亜サヨナラショーセットリスト
星組、花組、宙組時代より
『芹香斗亜サヨナラショー』は宙組の曲はもちろん、花組や星組時代の曲もとり入れられ、まさに芹香さんのタカラヅカ人生の軌跡!
芹香ファンはもちろん、柚希礼音の星組時代、明日海りおの花組時代を知る宝塚ファンにとっても胸が熱くなるセットリストだと思います。(以下、リストに抜けや間違えあるかもしれません)
まずは花組時代に東上初主演した『マイヒーロー』からテンション高くスタート!!
大階段で組子の「You’re MY HERO!!」の掛け声で、いきなり芹香さんの客席降り&ハイタッチが始まって客席大盛りあがり!
衣装は芹香さんがゴールドで、組子たちは『Dear DIAMOND』のデニムジャケット。
花組時代の歌✕星組時代の衣装のコラボなんて、ニクイ演出ですね。
しかもこのためだけに宙組生が振りを覚えて踊っているんですからグッときます。
そのあとは芹香さんがソロでアナスタシアより『The Neva Flows』を歌い、そのまま銀橋に移動。
かつて新人公演初主演した『愛と青春の旅立ち(2010年)』、
花組最後の作品『ハンナのお花屋さん(1017年)』より『ミラクル』、
そして3回目の東上作品『プロミセス・プロミセス(2021年)』を銀橋で。
【余談】あれ?たしか『愛と青春の~』や『プロミセス』って版権が厳しかったですよね。歌ってくれるのは嬉しいけれど、サヨナラショーの円盤化にあたり曲の差し替えとかありませんように。
お着替えのために芹香さんがハケると、桜木さんと退団者2名(水音志保、葵祐希)が登場。
それぞれ赤(ピンク)、白、青の衣装を着た3人が銀橋をわたりながら『ルグランエスカリエ』を歌う。
そして赤紫ジャケット&黒ボトムの衣装で大階段に現れた芹香さんが、トッププレお披露目の『エクスカリバー(2023年)』を歌い上げ、
そのあとは昨年の全ツでやった『Heart on Beat!』より『リベルタンゴ』を男役たち数人と組んで踊り、真白さんら組子たちの目には涙が光っていたのだとか。
そして春乃さくらさん登場で『金色の砂漠(2016年)』をデュエット。・
そのあと出てきた組子たちのお手伝いで 裾の長い衣装に生着替えしたあと 銀橋へと向かう芹香さん。
大階段で松風さん✕若翔さん、瑠風輝さん✕秋奈さん→桜木さんで『エクスカリバー』再び、からの~、組子全員で大合唱。
そしていよいよラストはこの曲…
ラストはこの曲
宙組にきて初めての東上主演作『郡盗(2019年)』より『Future revolution』。
たったひとりで大階段をのぼり、長い裾を美しく広げながらスッと振り返る芹香さんで、幕。
2回の組替えと8年間にも及ぶ2番手時代のなかで、たくさんのステキな作品と出会い成長してきた芹香さん。
そんな彼女の宝塚人生が凝縮された素晴らしいサヨナラショーですね。
明日の千秋楽公演&芹香斗亜サヨナラショーは中継で見届けたいと思います。