明日海りおサヨナラ特別番組『Never forget you』を、
『月組時代編』『花組時代編』『下級生たちとのトーク編』と3回に分けて感想を綴っております。
今回は2回目『花組時代編』です。
ちなみに、『月組時代編』はこちら
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(以下、番組内容ネタバレ含みます。ニュアンス表現ご容赦ください。)
明日海りおさん花組時代
戦国BASARA
私は、初日に標準を合わせていて、納得するまで次に進めず仕上がりが遅い方なので、花組の皆に「みりお大丈夫かな」と心配させたと思います。
蘭寿さんは舞台ではあんなに熱いのに、普段は静かで、穏やかに優しくしてくださり有りがたかった。
TAKARAZUKA∞夢眩
肩の落としかたから何から何まで、蘭寿さんの躍りの全てを吸収し、自分のものにしようと必死でした。
ベルサイユのばら~フェルゼンとマリー・アントワネット編~
台詞の一つ一つに感情が込めることができる、この奥深くて素晴らしい作品をさせていただけることが、嬉しかった。
Emest in love
芹香さんとはアドリブの打ち合わせは全くしませんでした。
でも、芹香さんはアドリブが得意なので、お互い自由に演じられて楽しかったです。
雪華抄
ずっと若衆を演りたくて、と言っても日本物の所作は大変なので、しかも、組全体的でやるとなると…一回も日本物をやったことのない子たちもたくさんいましたし。。
でも、みんなで研究して頑張ったおかげで、団体賞をいただくことができ、本当に嬉しかったです。
ME AND MY GIRL
相手役の花乃まりあが、ユーモアのある子なので、舞台上でハプニングが起きても、二人で役として対処して、息が合ってきたなと感じる公演でした。
EXCITER!!2017
作品の力に助けられて、良い意味ではっちゃけることができました。
Sante!!
匠さんのために作られた黒燕尾の場面を、私がやってもいいのかと最初は思ってしまいました。
振り付けのヤンさんには、「そんなに緊張しなくても大丈夫。」と、本当に細かくご指導していただきました。
ポーの一族
この学年になっていたからこそ演じられた作品。下級生だったら少年役に抵抗があったかも。
どっぷりと作品の世界に入れたのは、萩尾先生の原作の素晴らしさと、小池先生の演出の上手さのおかげ。
あかねさす紫の花
どちらも演じたかったし、出来ないワケがないと望んだ。
役替わりパターンごとに演出も先生が変えてくださいました。
Delight Holiday
あったかーい雰囲気の中で、ファンの皆さんと一緒になって楽しめた公演。
これから先、あの季節がくる度に、この公演を思い出すと思います。
CASANOVA
花組の娘役さんの魅力を存分にお伝えできたと思いますし、本当に楽しい公演でした。
みんなにモテてたから楽しかったのかな?(笑)
恋するアリーナ
お客様がウェルカムな雰囲気で、私たちを受け入れてくださったので、とてもリラックスして歌うことができました。
何日もすごい興奮状態が続いていたので、みんな体力や気力の限界だったと思いますが、よく頑張ってくれました。
これ以上の誕生日はないでしょうね。
A Fairy Tale
宝塚大劇場公演では、集大成をお見せしなくてはと力んでしまって楽しめていなかったなと。
それに気づかせてくれたのは花組の仲間。
悔いのないように、もっと進化した舞台をお見せできるよう、千秋楽までしっかり演じたい。
明日海さんは宝塚の宝
組み替えによって、最初は気後れも遠慮もあったでしょう。
しかし、公演を重ねる度に、花組のみんなとの絆を深め、共に努力を重ねながら自分の思う舞台をつくっているという自信が、歌にもダンスにも現れ、ついには「宝塚の宝」(理事長の言葉をお借りするなら、宝塚の神様が与えてくださった存在)となった時代ですね。
次回は、『下級生たちとのトーク編』をお送りします。