柚香光の集客力に驚き!バーン・ザ・フロア&紅鬼物語感想

柚香光さんがゲスト出演している『バーン・ザ・フロア2025』観てきました。

元相手役の華優希さんがご観劇ということで、客席に向かって花組ポーズする柚香さんに客席「キャーッ!」と大盛りあがり。カテコまで楽しい公演でした。

それにしても現役時代も突き抜けていましたが、退団後も柚香さんの人気はすごいですね。

天下一品!柚香光の人ならざるもの・紅鬼物語感想

柚香さんが昨年の5月に宝塚を退団してから1年と2ヶ月。

その間に「TABLEAU」「RUNWAY」「マチュ-ガラコン」「海の綺士団」「紅鬼物語」「バーン・ザ・フロア」と大活躍。

そしてすでに『十二国記』が決まっているわけですけど、何がすごいって、ほかのOGたちが集客に苦戦するなか、どの公演も満員御礼の快挙!

とくに新感線とのコラボ作である『紅鬼物語』は激戦で、会場が発表されたときから「小さすぎる!」「柚香ファンだけでもキャパが足りない」と非難の声があがったように、ファンクラブでも争奪戦だったそう。

当然、一般の流通も少なくチケットが手に入らず涙を飲んだ人の多いこと多いこと。

私もそのひとりだったので配信で見ました。

配信でも柚香さんの美しさは圧倒的で、 やはり”人ならざるもの”を演じさせたら天下一品。
おっとりと優雅な「紅子」と、眼光鋭い「鬼のリーダー」の演じ分けが見事で引き込まれました。

心配されていた『新感線特有のお笑い部分』にあまり関与してなかったのも良かったです。

と、退団後もあらためて柚香さんの緻密な芝居と俊敏な殺陣に目を奪われたわけですが、千秋楽からたった数日で『バーン・ザ・フロア』だなんて、すごい振り幅。

柚香光の集客力の驚いたバーン・ザ・フロア2025

柚香光人気にあやかって

その『バーン・ザ・フロア』、
柚香さんの集客力を見越した会場選びは大成功でしたね。

というのも2年前はキャパ1138席の大阪WWだった同公演が、今回はその倍以上(2700席)のフェスティバルに。これを柚香光効果と言わず何と言う?

【余談】東宝版『エリザベート』のシシィが望海風斗さん明日海りおさんら宝塚OGばかりで非難されていますが、商業演劇ですから集客力を重視するのはもっともなこと。

柚香さんはゲスト出演ながら、ソロダンスあり、総踊りあり、リフトあり、歌あり…、目で追うのが大変なくらいたくさん出ていて すごい運動量。

スターとしてひときわ輝きを放っているだけじゃなく、世界トップレベルのダンサーたちに混じっても引けを取らない表現力豊かなダンスに感動するやら誇らしいやら。

毎日踊れる現役時代とは違い、維持するのも難しいでしょうに、さらにパフォーマンスを上げてくるんですから、本当にすごい人だよ柚香さん。鍛え抜かれた背中の筋肉が ”とてつもない努力”を物語っていてグッときました。

普段はおとなしいファンもここぞとばかりに「ヒューヒュー」言って大盛りあがり。
ミュージカルや演劇では味わえない客席の熱気に、柚香さんも充実感に満ち足りた表情。

で、なにが凄いって、グッズが飛ぶように売れていて「完売」「完売」「完売」の文字!

あらためて柚香光人気の凄まじさを目の当たりにして口ポカンですよ。

柚香ファンの友人たちが言うには、「現役時代のことを思えば全公演見て全グッズ買っても安いもん!貢献になるならお花(サポート)代も包みたいわ!」だそう。笑

制限が外れた柚香光に無限の可能性

卒業しても尚、たくさんの熱心なファンが付き、精神的にも金銭的にも支えられ、飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続ける柚香さん。

チャーミングで人懐っこく誰からも愛されるお人柄はそのままに、宝塚という制限がはずれ、イキイキと自分を表現する彼女に無限の可能性を感じずにはいられません。

そのバイタリティでいろんなジャンルを切り開き、さらに活躍の幅を広げてほしいなと思います。心から応援しています。

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