極美慎さん主演『DEEN』の先行画像が出ました。
これがまぁカッコいいのなんのって。
ジェームス・ディーンの代名詞であるジーンズにリーゼントで斜に構えたポージングが極美さんの大人の魅力を引き出していて最高にステキ。
これまでもなにかと話題に事欠かない極美さんではありますが、画像ひとつでここまでネット上で盛り上がりを見せるとは!あらためてその凄まじい人気に驚きです。
【余談】みんな大好き極美さん。わたしの周りでもこの1年だけで何人極美さんのファンクラブに入ったことか)
極美慎・強く守られているスター
心が育つまで待つ
思い返せばいつも極美慎さんは特別。そして大切にされてきた印象です。
えっ?組替えで路線同期(聖乃)の下につくことになったり、2期下の路線(天飛)に東上を先に越されたり、ダブル3番手羽根という試練を与えられてますけど、どこが?と思いますよね。
成績は上位ではありませんが、その類まれなる容姿で入団時から注目され、100期の大本命・風間柚乃さんや聖乃あすかさんよりも先に研4で新公主演を果たしているんですよね。コロナ禍で幻にはなりましたが路線の証である『ロミジュリ』の主演も。
【余談】新公主演作が『ベルリン』と『霧深き~』で、あえて本人のキャラではない『ANOTHER WORLD』が避けられたのは配慮かしら?
ダイキンCMもひとりフォーカスされていましたし、轟悠さんのラスト公演『婆娑羅の玄孫』で2番手ポジション。
そして自身のバウ主演は2作とも新作というから特別な存在なのは間違いありません。
爽快な快進撃
通常は組替えのタイミングには容赦はなく、お世話になったトップさんの退団公演を待たずに組替えという鳳月杏さんのようなパターン(明日海りおさん退団前に花組→月組へ)が多いなか、
礼真琴さんのご卒業公演に出演できたどころか、トップ娘役不在公演ゆえヒロインを演じた暁千星さんにかわって男役2番手の役を演じただけでなく、パレード終わりに銀橋で礼さんと向かい合って立礼まで。
しかもサヨナラショーでは礼さんと暁さんと『1789』を歌い、娘役を率いてセンターでもう1曲歌うという破格の扱いでした。
さらなる成長のために『礼真琴退団公演』を経験させたいという劇団の期待どおり、この公演でたくましさが増したように思います。
そしていまやたくさんの下級生に憧れられるステキな上級生となった極美さん。
『加美乃素本舗』のイメージキャラクターという手土産をぶらさげて鳴り物入りの組替え。その一発目が初東上という、なんと爽快な快進撃よ!
こんなドラマティックな展開、応援してきたファンはたまりませんね。(とはいえ、もうややこしいことは御免!今後はすんなり上げてくださいな)
スターだと印象付けた111周年記念式典
花組デビューとなった『111周年記念式典』件はいただけなかったですね。
極美さんがセンターで花組を代表する『エキサイター』を歌ったことで物議が醸されたのは過剰反応のような気がしますが、やっと双方のファンが「共演楽しみ!」なモードに入っていたのに、わざわざ劇団が炎上させてどうするの。
ただ大劇場のセンターに立つ極美さんのオーラはすさまじく、劇団の本当の狙いである『極美慎はセンターに立つ人』を関係者各位に印象付けることに成功した記念式典だったように思うのは贔屓目でしょうか。
フニャッとした笑顔が可愛く天性の愛され人、男役として日々進化していく極美さんから今後も目が離せません。
東上初主演となる『DEEN』楽しみにしています。