月城かなと・雪組と月組のちがいを語る

moon 月組

トップコンビお披露目公演
「今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!」のお稽古が佳境をむかえる月組。

その中心にいる月城さんに関する
とてもステキなコラムを見つけましたのでご紹介します。

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月城さんの飾り気のない素直な言葉は、いつも心にスッとはいってきて心地が良い。

このコラムの中で特に興味深かった内容は
組替えについてです。

組替えについて

宝塚歌劇において組替えはよくある出来事ですが、実際に組替えされるジェンヌさんにとってその後の舞台人生を左右する一大事。

組替えについて話すときは誰もが慎重に言葉を選び、話しを聞く側も少しデリケートになります。

ところが月城さんは 清々しくサラッと組の違いについてお話しされました。

自分のことを知らない世界に飛び込むって、あまりない。なりたい自分を作れる環境に飛び込ませてもらえて、ありがたかった。
雪組時代は(組全体に)体当たりで自分をさらけ出す空気があって、月組では自分で考え、練習してきて(稽古場で)出す感覚。今、自分で考える個人の力に、皆でやる力が合わさったら、もっとパワフルな組になるんじゃないか。

日刊スポーツ引用

月城さんは環境の変化をプラスと捉え、
雪組と月組のちがいを冷静に分析。

雪組の良いところと月組の良いところを融合させるビジョンをすでに頭の中で描いている。

お披露目公演前から広い視野で将来を見据えていて、頼もしいトップさんですね。

そして極めつけはこちらの言葉。

「自分がトップを全うしたときに組がどう変わって(月城は)こんな人だったと思ってもらえる。」

そんな先のことまで。。恐れ入りました。

組と相手役について

自分1人でトップになれて、存在していけるわけじゃない。(トップ就任で)自分の中で何かが完成されるわけではない。自分自身がトップとして、男役として完成したわけじゃない。皆の力でトップにさせてもらっているという気持ちは忘れないでいたい

日刊スポーツ引用

組子や現状について話すときは感謝の言葉があふれ、

自分自身のことを語るときは謙虚なことばが並びます。

相手役の海乃さんについて、

「みんなは彼女に強い印象をもっているけれど、じつはとても繊細」

コンビだからこそ知る相手役の意外な一面。

それを直球で語る月城さんにキュン。笑

コラムはこの他にも、博多座の感想や、
「今夜、ロマンス劇場で」の役作りなど
興味ぶかいものばかり。

読み進めるうちに、月城かなとさん率いる新生月組公演がますます楽しみになりました。

すでに信頼関係ができあがっているトップコンビから生まれる「今夜、ロマンス劇場で」と、

全編ジャズで構築され大人っぽい雰囲気になるショー「FULL SWING!」の両方に期待高まります。

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