本日、星組御園座公演「王家に捧ぐ歌」がついに初日を迎えました。
注目の衣装、階段降り、礼真琴さんのご挨拶など、気になる初日の感想をまとめましたのでご覧ください。
（長文です）
王家に捧ぐ・初日感想
出演者感想
礼真琴・ラダメス
礼さんのラダメスは何もかもが上手すぎて言葉がでない。
1幕終わりの大ナンバー「世界に求む」を涙を流しながら絶唱。劇場全体が震えるほどスゴイ声量で大感動。
1幕では男らしさ全開のラダメス、2幕はアイーダや国を想い葛藤する一人の男。全編を通してダイナミックかつ繊細な演技が素晴らしかった。
白の衣装が舞台映えしてカッコよかったし、伸縮性があり機能的。（←ここ大事）
舞空瞳・アイーダ
信念をもって突き進むアイーダをキリっと演じていて引き込まれました。
とにかく強いアイーダで気持ち良かったです。
歌もまた上手くなっていて「戦いはあらたな戦いを生むだけ」は圧巻。
礼さんとデュエット「月の満ちるころ」のハーモニーがとても美しくてうっとり。
スリットの入った衣装でスタイルの良さが際立っていました。
有沙瞳・アムネリス
とにかく美人オーラが凄い。
歌に迫力があるので、周囲を圧倒するアムネリスの恐ろしさが半端じゃない。
自分がファラオになると決意した時の鬼気迫る演技に引き込まれました。
一人だけ段違いの豪華な衣装とアクセサリーがどれも似合っていてステキ。
天華えま・ケペル
白の衣装に金髪ロングが超カッコいい。
ケペル、ラダメス、メレルカの親友感が天華さんや礼さんの実際の雰囲気の良さと重なり、とても爽やかで好印象。だからこそ別れのシーンは涙涙。
細かいお芝居が本当に上手い！
エチオピアに攻め入る歌がすごくよかった。
極美慎・ウバルド
黒ジャケットに多数のピンを刺し、イカつい編み上げブーツ、ジャラジャラアクセサリーでかなり攻めたビジュアル最高！
今までにない極美慎が観られてうれしい驚き！
芝居で舞台の空気を変え、ただならぬ存在感。
全体感想
セットはすごくシンプル。（王家のベッドや椅子はもう少し豪華なほうが良いかも）
衣装の色は、エジプト白、エチオピア黒。
コーラスの厚みがすごくて御園座が小さく感じるほどでした。
女官のスゴツヨソングは無し。
その代わり、合いの手（コーラス）に「スゴッ、ツヨッ」と入って可愛くなってる。
下級生はエチオピア娘になったりエジプト兵になったり忙しそう。
ブランコ無し、アモナロスの鳩は健在。
二幕・美女選びのシーン
「どえりゃぁ好きだがねぇ」
瑠璃（女官）の名古屋弁のアドリブに客席ニッコリ。
本編が終わって涙に暮れる客席でしたが、余韻に浸る間もなくミラーボールが回り出しフィナーレ突入！
フィナーレ
構成からデュエットダンスの振りまで宙組版とほぼ同じ。（ただし曲のアレンジは現代風）
舞空さんが娘役を引き連れる「スゴツヨソング」はボサノバ風？のアレンジ。
ピシッと全員の振りがそろった黒燕尾の群舞に涙がでました。
礼さんトはレンチコートにソフト帽。
トレンチを脱ぐとブルーのスーツになり、ブルードレスの舞空さんとデュエットダンス。
組子全員ダンスからほとばしるエネルギーが溢れていて、さすがパッションの星組！
階段降り
王家に捧ぐ歌
パレード階段降り
都優奈（エトワール）
↓
碧海・有沙・天飛
↓
極美
↓
天華
↓
舞空
↓
礼
礼さんや舞空さんを含め、全員羽なし。
礼真琴・ご挨拶
礼真琴さんご挨拶
（ニュアンス抜粋）
本日、ようやくこの日を向かえることができました。
ご心配、ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
さて、星組は今年始めての舞台です。
明けましておめでとうございます！
客席爆笑。
「久しぶりのご挨拶なので」と、下級生のようにドギマギしながらお話しする礼さん。
皆さまのあたたかい言葉や励ましに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
不安ではないと言えば嘘になります。
ですが、『明日への希望を失ってはならない』というセリフにもありますように希望をもって進みたいと思います。
～抜粋～
劇場入りの時は吹雪いていたのに、今はタンクトップになりたいくらい暑いです。笑
みなさんもエジプトかエチオピアのどちらの応援でも結構ですので、ぜひ王家の世界にご参加ください。
あっ！みんなでKAATチームにパワーを送りましょう。
「なおちゃん！頑張れー－－っ！！」
さて、明日に向けてそろそろ休みましょうね。
本日は本当にありがとうございました。
気を付けてお帰りくださいね～。
ハンドパワーのポーズでKAATチームにパワーを送る王家チーム可愛い。
星組御園座「王家に捧ぐ歌」初日の公演は
初日ならではの小さなハプニングもあったようですが、ぶじに幕が降り本当に良かったです。
どうか千秋楽まで何事もなく完走できますように。
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