宝塚ホテルで行われた
星組 天寿光希さんのミュージックパフォーマンス
「ten∞ten TIME」
懐かしい曲がならんだセットリスト、
笑いと涙のトークなど配信感想をお届けいたします。
天寿光希「ten∞ten TIME」セットリスト
「ten∞ten TIME」セットリスト
(プログラムより)
【treasure TIME】
・星を継ぐ者/流星
・夢を見れば/エンター・ザ・レビュー
【takarazuka TIME】
・ソウル・オブ・シバ/ソウル・オブ・シバ
・七つの海七つの空/エルアルコン
・Round Table/ランスロット
・夢を売る男/オーシャンズ11
・モロイ兄弟/オーシャンズ11
・炎の中へ/スカーレット・ピンパーネル
・My sweet life/かもめ
・歴史は作られる/鎌足
・龍神/龍の宮物語
・ブエノスアイレスで私は死のう/エクレールブリアン
【tatinomiya TIME】
・限界突破×サバイバー
【ten∞ten TIME】
・AVANZER!いざ進め/VERDAD
・エメ/ロミオとジュリエット
・あの子はあなたを愛している/ロミオとジュリエット
・娘よ/ロミオとジュリエット
・青い星の上で/夢は世界を翔けめぐる
・ten∞ten TIME
「ten∞ten TIME」トーク&感想
出演メンバーと自己キャッチコピー
天寿 光希/情熱的な黒ヒョウ
歩くマイナスイオン
有沙 瞳/見た目は天使、中身はスナイパー
夕陽 真輝/星組の騒音機
天飛 華音/肉食に見えて実は和食派
綾音 美蘭/動物占いはどっしりした猿
【罰ゲーム】
じゃんけん対決の罰ゲームは
「自分の長所を10秒で言うこと」
しかしまさかこのルールを決めた天寿さん自身が罰ゲームを受けることになろうとは!
そのいきさつも面白くて…
じゃんけん対決も佳境をむかえ、ラストは天寿さんと天飛さんの一騎打ち。
「わたしグーを出すから」と揺さぶりをかける天寿さん。
しかし天飛さんはまったく動じず、素直にパーを出して試合終了!
作戦が裏目に出て落ち込む天寿さんも、『あっ、勝っちゃった』という表情の天飛さんも愛おしすぎました。
天寿さんの『自分の長所』は、
「どの娘役よりも私がいちばん可愛い!」
だそうです。笑
【トークコーナー】
天飛「柳生の新公前、のどを潰してしまい先生から練習するなと叱られ悶々としている時、天寿さんが優しく寄りそってくださって…うっ。」
天飛さんは何か話すたびに涙があふれて言葉につまってしまいます。
天寿「泣くな!」
天飛「泣かない」(顔をゆがめて必死にこらえて…)
お二人の切なくもあたたかいやりとり。
ですがこのときの天寿さんの姿は
小池先生の扮装(リュックにバランスボール)
もう、見ているこちらは笑い泣きです。
そういえば下級生が上級生に「泣くな」と言われる光景、どこかで見たような…
そうです、紅5で当時最下級生だった天寿さんが美弥さんたちに「泣くの?泣くなよ」と心配されていましたね。
そんな初々しい天寿さんが今ではすっかり大きな存在になられ、感慨ぶかい瞬間でした。
【ten∞ten TIME】
プログラムにロミオとジュリエットの曲が多く、爆笑トークのあとでもステージがグッと引き締まります。
こういうメリハリの効いた演出、さすが指田先生。
とくに天寿さんの「娘よ」は絶品で、
本公演のときよりさらに深みが増して空間を支配していました。
礼さん、舞空さん、瀬央さんから
「配信見ま~す」というサプライズメッセージがあり、よろこぶ天寿さんの目に涙。
大感動したのが、天寿さんが作詞されたという「ten∞ten TIME」
とても良い曲で何度でも聴きたくなります。
【アンコール】
黒燕尾姿の天寿さんは透けるように清らかな退団オーラを放っていました。
退団は本当にさびしいけれど、天寿さんの宝塚愛がつまった素敵なミュージックパフォーマンスが見られて胸がいっぱい。
天寿さんが組子の皆さんと東京公演の千秋楽まで充実した日々を過ごせますように。