本日は2023年6月の月組別箱公演ラインアップが発表されました。
〇月組東急シアターオーブ公演
ミュージカル
『Death Takes a Holiday』
潤色・演出、生田 大和
主演・月城 かなと、海乃 美月
〇月組バウホール公演
『月の燈影(ほかげ)』
作・演出、大野 拓史
主演・礼華 はる
礼華はるバウ公演『月の燈影(ほかげ)』
縣千さん、鷹翔千空さんに続くかたちで、礼華はるさんが101期3人目のバウ主演者となりました。
おめでとうございます。
礼華さんは全国ツアー『ブラックジャック/FULL SWING!』で、歌にダンスに大活躍。
下級生をしたがえてのダンスもカッコ良かったですし、歌唱力アップには目を見張るものがありました。
『月の燈影』は20年前に花組の彩吹真央さん(80期)と蘭寿とむさん(82期)のW主演で上演されました。
今回は礼華さんの単独主演ですので、役の比重を変えることになりそうです。
礼華さんのために名作をアレンジするなんて凄いことですね。
順当にいけば2番手役(次郎吉)を演じるのは彩海せらさん(102期)だと思いますが、
彩海さんが出演されるのであれば、なぜW主演ではなかったのでしょうか。
新公3回主演している同期、天飛さんや、アンバサダーの風色さんとのバランスをみてということなのかもしれません。
見応えのある『江戸人情噺』を芝居上手な月組さんに当てるなんて、大野先生分かってらっしゃる。
スラっとした礼華さんの着物姿も楽しみです。
月城かなと×海乃美月『Death Takes a Holiday』
『愛とは何かを知りたい死神が休暇を利用して地上に舞い降りる。そこでひとりの女性に恋をし、真実の愛を知ったとき…』
とっても面白そう。
つづきが知りたくて映画版のレビューを読んだところ、(ここではネタバレは控えますが)衝撃のラストがまっていることを知りました。
ドラマティックなストーリー
モーリー・イェストン氏のステキなメロディー
月城さんの美しく妖しい死神
なんてステキな組み合わせ。
月城さんの代表作がまたひとつ増えそうです。
しかしこの作品をやって大丈夫??
えっ、これやって大丈夫?
あらすじを読んだだけで月城さんと海乃さんのラブストーリーに期待値爆上がり!
なのに、もしこの作品を観られないなんてことがあったら、それはあまりにも酷というもの。
そうです、最大の不安は著作権問題。
雪組『20世紀号に乗って』は配信も円盤化もなし。
貴重な望海さんのコメディが観られず残念な思いをした方も多かったのではないでしょうか。
記憶に新しいのは、芹香さん主演・宙組『プロミセス・プロミセス』(CDのみ発売)
同じブロードウェイ作品でも
花組『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』や『TOP HAT』は配信も円盤化もされており、著作権の基準がなんなのかよくわかりません。
『Death Takes a Holiday』は大丈夫でしょうか。
(チケットが取れず)劇場に行けなくても何かしらの形で観られるようことを祈るばかりです。
もう1チーム追加される?
この作品が上演されたのはオフ・ブロードウェイ(客席100~500の小劇場)なので、そんなに大人数の公演ではないと思われます。
月城さんチーム、礼華さんチーム
そしてもう1チーム増やして3つに分かれそうですね。
もう1チームは鳳月さんのディナーショーでしょうか。
残念ながらその頃には光月さんはいらっしゃいません。
新組長、新副組長はだれ?
振り分けはどうなるの?
もう1チーム追加ある?
月組の未来に興味が尽きず、またまた先走ってしまいました。
2023年も月城さん率いる月組の舞台を心から楽しみにしています。