花組チケット&宙組問題・最近の宝塚歌劇に思うこと

彩風咲奈さんの大劇場ご卒業と専科生&花組生の退団発表から2日が経ちましたが、

時間が経つに連れ、寂しさと沸々とした思いが大きくなっていって…

劇団に思うこと

退団者発表とチケット販売

まずは何と言っても花組チケット販売の件。

どの組もそうですが、トップスターとトップ娘役以外の退団者はお稽古集合日に発表されます。

となると集合日に贔屓の退団が発表された場合、ムラ(大劇場)のチケット抽選に間に合わないんですよね。

ずいぶん前から改善を望む声が多く聞かれましたが、劇団がまたまたやってくれました。

凪七瑠海さんのサヨナラショーがあることが決まっているにもかかわらず、公表せずにチケット抽選販売決行!

事前に分かっていれば千秋楽をエントリーしたでしょうし、遠征の計画も立てられたでしょうに。あまりにも酷い仕打ち。ファンの皆さんは本当に悔しいでしょうね。

そして言いたくはありませんが、ムラ(関西)を舐めてるんですか?(暴言スミマセン)

宝塚歌劇において生徒の退団というのは極秘中の極秘ゆえ、発表時期が難しいのも分かります。

がしかし、これはないよ~。

別箱における『出演者発表前のチケット販売』もそうですが、これまでのやり方では通用しなくなっていると思います。

宙組問題の余波

そして雪組千秋楽、彩風さんのご挨拶が忘れられません。

彩風「沢山の背中を見てきました。色々な思いを感じてきました。楽しい事、嬉しい事、幸せな事、そればかりでなく苦しかった事も果たせなかった思いもありました。でも決して忘れたくない人達がいます。決して忘れられない思いがあります。その全てが私をいつも強くいさせてくれる。そう心から感じるからこそ、私はその全ての思いを抱きしめて今ここに立っています。」

宙組の悲しい事件から11ヶ月。

「ご遺族が居ない場で哀悼の意を示すのはどうか」という理事長の勝手な持論のもと、おそらく全ての生徒がこの件に関する発言を禁止されているのでしょう。

がしかし、事件当初から前理事長に直談判しにいくなど真摯に向き合っていた彩風さん。

トップとしても一人の生徒としても、思うことはたくさんあったはず。

メッセージ代読の映像で一禾あおさんの姿を流し、ご挨拶では、いままで誰も口に出来ないことを勇気をもって発言してくれた彩風さんに拍手。

固有名こそ出しませんでしたけど、十分思いは伝わってきましたよ。

「ベルばらに出たい」と語っていた一禾さんの思いと共に、東京の千秋楽まで精一杯 宝塚人生を全うしてもらいたいです。

そして最近の劇団に思うのは、何事もなかったかのようにバンバン公演発表したり、「当面の間、組替えは行わない」と公言したり、話題には事欠かないけれど、けっきょく肝心なところが曖昧。

千秋楽3日後のDS、千秋楽2日後の韓国トークライブなど、労働問題どうなった?

生徒やスタッフあってこその宝塚。

みんなが安心して働けるように、引き続き労働問題の改善、パワハラ・セクハラ防止など、徹底して取り組んでほしいと思います。

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