雪組「シティーハンター」観劇。
(2階A席)
観劇された方の絶賛レポをたくさん目にしていたので、期待に胸をパンパンにふくらませて席につきました。
前評判どおり、とにかく雪組生がみんな元気でおもいっきり舞台をたのしんでいる姿が清々しく、彩風さんや朝美さんのカッコ良さはため息もの!
下級生まで大活躍なので目が足りないという嬉しい悲鳴と、「マンガの世界観」と「宝塚歌劇の限界」の攻めぎ合いがスリリングでとっても楽しかったです。
‥が、しかし、、、、
ここからの内容はちょっぴり辛口になりますので、先入観なしでマイ初日をむかえたいられたい方や、マイナスの言葉を目にされたくない方はご注意ください。
(ちなみに観劇者絶賛の初日レポまとめはこちらからどうぞ)
(ここからネタバレありです)
ちょっぴり辛口「シティーハンター」観劇感想
(ネタバレありです、ご留意ください)
ただでさえ登場人物が多いのに、ストーリー展開に絡まない人までわざわざ名前で呼びあうのは情報過多。
ストーリー展開と人物相関図の脳内整理がたいへんでした。
(贔屓さんの出番が一発でわかるのでファンには親切な演出です。)
王女の亡命、女優の息子探し、育ての親との因縁、兄の復讐。
いくつもの事件がそれぞれに複雑さを増しながら同時進行。
上演時間の都合上しかたがありませんが、事件解決までの展開のはやいことはやいこと。
全ての事件がひとつに繋がっていたという「最大のオチ」がサラッと流れてしまい もったいないのなんの。
伏線が回収されずに終わってしまったエピソードありモヤモヤ。
リョウが香に「槇村ならこんなミスはしなかった」と怒った理由がイマイチ納得できず。
だって王女が連れ去られてしまったのは連帯責任でしょ。香のミスだけが責められること?
その後、この出来事がきっかけですれ違う二人にあんまり感情移入できなかったのが残念。
指輪などの小物にもナゾが残りましたが、これも私の理解力不足ゆえですね。
- ししゃもさんが作られた曲はステキな曲ですし、曲が歌われたシーンの雰囲気もよかったのに印象が薄かったのはなぜだろう。もったいなかったです。
- セリフや歌詞が聞き取りにくい箇所が多かった。
- 時代や原作を知らないとチョッピリおいてけぼり感がある。(原作ありきの作品はそういうものでしょうが。)
- 大きな感動の山場が一つほしかった。
- 2/3弱がドタバタだったので落ち着いた場面がもう少しあったらよかった。
(観劇者絶賛の新人公演レポまとめはこちら)
「シティーハンター」辛口感想
雪組「シティーハンター」が辛口感想にいたったのは、わたしの理解力の乏しさと勝手な要望、事前の期待値の高さよるところが大きいかとおもいますのでご気分悪くされませんよう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
体力もつ?雪組「Fire Fever!!」感想・彩風、朝月、朝美
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