昨日の花組大千秋楽で柚香光さんをはじめ7名の退団者を見送り、心にポッカリと穴が開いてしまた人も多いのではないでしょうか↓
ファンクラブに所属している人ならば、フェアウェルが終わったあと会員さん同士で別れを惜しまれたのではないですか?
ともに贔屓を応援してきた仲間との別れは寂しいですよね。
しかしじつはファンクラブ活動って、フェアウェルパーティーが最後ではないのです。
ファンクラブ解散式について
ある日とつぜん案内状が!
『会(ファンクラブ)』を持つタカラジェンヌが退団するとき、本当の最後となるのは『解散式』です。
解散式が行われるのは退団後2~3ヶ月が最も多く、
所属先の事務所との兼ね合いもありますが、おそくとも半年以内には実施されるようです。(コロナ禍を除く)
東西の会が分かれている場合は大阪と東京の2回開催。
東西統一の場合は東京のみですね。
会場は主にホテルの広間で、お茶会(シアター)形式もしくは食事付き(ディナーショー)形式を取る会が多い。
会費はもちろん必要です。
案内状は予告なしにある日とつぜんポストに届くのでビックリしますよ。(案内がメールの会も)
しかしまぁ、案内がきてから当日までの幸せなことといったら。
とくにドレスコードはないのですが、ウキウキして服を買いに行ったのを覚えています。
解散式内容
解散式の内容はというと、これが拍子抜けするほどほぼお茶会です。(食事付きの場合はディナーショー形式で食事後に式が開催されます)
わたしがかつて経験した解散式では、贔屓にゆかりのあるOGジェンヌ司会のもと、
トーク、歌、プレゼント抽選…と、まんまお茶会でした。笑(夢が続いているようで嬉しかったんですけどね)
しかし少し髪が伸びた贔屓からラストデーの暴露話しや、
カフェでゆっくりお茶する時間ができた!なんていう話しを聞くと、やっぱり卒業してしまったんだなと。
退団してから何ヶ月後に解散式が行われるかにもよると思いますが、
みんなが一番聞きたいであろう今後の活動や、あたらしいファンクラブ立ち上げについての話しをするかどうかは人それぞれのようですね。
友人の話しを聞いてビックリしたのは、
一昔前は解散式にジェンヌさんが不在ということも珍しくなかったということ。(東のみ参加、西不在とか)
そしてそもそも会活動は代表やスタッフの好意で成り立っている場合が多いので、
必ずしも解散式があるとは限らないということも。
解散式のその後
解散式はトータル1時間半ほどでしょうか。
宴もたけなわ、
贔屓が最後のご挨拶を終え退場したあと、代表さんのご挨拶&解散宣言があってお開きとなります。
これで本当に会(ファンクラブ)は解散。会員さんもバラバラです。
解散式ってもっとセンチメンタルになるのかと思っていたけれど、
すでに新しい世界を楽しんでいる贔屓の姿や、これからも応援する気マンマンの仲間たちに元気をもらいました。
そしてね、贔屓が宝塚を退団したということは寂しいことばっかりじゃない。
これからは期限なく応援できるという嬉しいことでもあるんですよね。
新しいファンクラブに入るもよし、入らずに少し距離をおいて応援するもよし。
外部公演のチケット高騰はイタイけれど、宝塚時代の観劇数を思うと安く感じるのは、長年の会活動で金銭感覚がマヒしてるからでしょうか。笑
あっ、もちろん現役にあらたな贔屓を探すのもよし。自由ですよ。
と話が逸れてしまいましたが、
『解散式』というのは退団した贔屓や仲間と再会できる特別な時間です。
案内がきたらぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。