主要な出演者の体調不良により代役公演が間に合わず、
4月21日の公演が当日中止となった花組東京劇場公演『アルカンシェル』。
待ちに待った続報が届けられました。
23日より花組公演再開
綱渡り状態
花組 東京宝塚劇場公演
『アルカンシェル』~パリに架かる虹~
4月23日(火)より実施させていただきます。
明日から再開されることになり本当に良かったです。
初日が明けてからポロポロと下級生の休演がつづき、
今度は主要キャストの発熱ということで、いろいろ綱渡り状態だったんだなと。
この公演はトップコンビの退団公演ということもあり、みんな細心の注意を払っていたでしょうけれど防ぎきれず、どれほど無念か。
花組の皆さんには今日一日ゆっくり休んで回復に努めていただきたいなと思います。
危機管理能力の低さ
そして今回またもや当日中止の発表となり、いまだ変わらない劇団の危機対応能力の低さに辟易しているところです。
これで何回目ですか??
星組『1789』や月組『フリューゲル』の主要キャスト代役公演を教訓に、事前に代役公演の準備を行ってしかるべきでした。
しかも花組は大劇場公演で一度中止を経験しているにも関わらず、そこから備えもせずに東京公演を迎えてしまったなんて。(準備はしていたものの代役の負担を考えて当日決行に踏み切れなかったのかもしれませんが)
とにもかくにも当日中止は、トップコンビのサヨナラ公演を目に焼き付けようと並々ならぬ思いでこの日を迎えたファンはもちろん、
ジェンヌの名前も顔も詳しくはないけれど、公演を楽しみにしている一般のお客さんをも蔑ろにする行為。
しかも『主要な出演者の体調不良』のあとのカッコ書きよ!!
急な発熱と詳細を知らせれば、客は心配して当日中止でも黙って受け入れるとでも?
そりゃあもちろん心配しましたし、無理に舞台に立たせるのではなく、休ませる決断が下されたことは良かったと思いました。
がしかし代役のきかない主要な出演者なんて限られていますので、憶測が憶測を呼ぶだけで、生徒を矢面に立たせてしまうという悪策です。
けっきょく何を守りたいんだか。グチグチすみません。
さて明日からの再開において、現時点では代役の発表はありません。
配役どおりにせよ、代役にせよ、生徒さんが過度に無理をすることなく安全に再開できることを願っています。
公演中止のお茶会について
4月20日、21日は東西(花組、月組)ともにお茶会ラッシュ!
かくいう私も月組のある生徒さんのお茶会に参加して楽しい時間を過ごしてきました。
そして東の花組でも、新人公演前の土日ということで上級生のお茶会やお茶飲み会が予定され、ヅカ友さんたちが盛り上がっていました。
しかし土曜日は予定どおり開催されたものの、
日曜日に予定されていたお茶会では、公演中止のため急遽中止されたり、本人不在で行われたところもあったそうです。
本人不在での開催に関して賛否両論いろんな意見を目にしました。
ご本人としても会としても苦渋の決断だったでしょうし、ファンも外野も感じ方は人それぞれ。一概にどうとは言えず難しいところです。
そしてすでにワードが独り歩きしている『本人不在のお茶会』。
私も過去に本人不在(急遽ジェンヌさんに別の仕事が入ったとかで間に合わなかったパターン)のお茶会に参加したことがありますが、
贔屓に無理をしてほしくない気持ちと、なんとか場をつなごうと盛り上げるスタッフさんの気遣いをありがたく思ったのを覚えています。
がしかし、同行者への申し訳なさったらなかったですね。(返金もありませんでしたし)
花組さんのお茶会、今回は残念でしたが、またいつか何らかのカタチでジェンヌさんとステキな時間が過ごせる機会があるといいですね。
『アルカンシェル』新人公演振替決定!
そして下級生の相次ぐ休演により心配されていた『アルカンシェル』新人公演。
やはりお稽古期間が確保できないことから日程が変更されました。
新人公演4月25日→5月2日(木)18時30分開演に日程を変更
たった一週間といえど猶予期間が設けられて本当に良かったです。
いまはまだ組全体がバタバタと落ち着かない状況でしょうけれど、新公メンバーには、たった1回の公演を悔いなくやり遂げてほしい。
彼女たちの勇姿を配信で見届けたいと思います。
そして明日から再開する柚香さんと星風さんの退団公演が、今度こそ千秋楽まで完走できますよう心から祈っています。