本日は花組別箱の集合日。ということでバウ公演『儚き星の照らす果てに』の配役が発表されたわけですが、意外な展開にビックリ!!
だれがこの配役を予想できたでしょうか。
餞か否か!ヒロインは二葉ゆゆ
まず103期の二葉ゆゆさんがヒロインに抜擢!おめでとうございます。
二葉さんは新公ヒロインを経験していない、いわゆる『非路線』だったわけですが、これで一発逆転!!
すでに新公ヒロイン経験者の初音夢さん&七彩はづきさんを押さえての勝利ということで、組替えに弾みをつけたカタチになりました。
これご褒美なのか、それともさらに先に進むためのステップに過ぎないのかは分かりませんが、興味深いのは、組替え後に出演する水美舞斗さん主演『RED STONE』に彼女がメンバー入りしているということ。
きよら羽龍か、山吹ひばりか!と思われている水美さんの相手役ですが、もしかしてもしかするかも??
そしてそして、『RED STONE』が相性チェックとなって、将来的に水美&二葉のコンビが誕生する?
な~んてまたまた先走りすぎましたが、同期の亜音有星さんの支えだと思われていた二葉さんの組替えが、じつは新たなシンデレラ伝説につながるかもしれないと思うとワクワクしますね。
大波乱!2番手役は夏希真斗
新公主演経験の価値
そして男役2番手に選ばれたのは花の105期・夏希真斗さんでした。
『エンジェリックライ』で主演経験済みの同期・美空真瑠さんを押さえての2番手獲得、しかも破線上というから驚きです。
これまでの流れだと若手バウの2番手は新公経験者が選ばれていましたが、これからは主演経験を重視せず、多くの生徒にチャンスを振るということでしょうか。
トップが高年齢化しているいま、若手の育成に時間をかける余裕があるとはいえ、抜擢されたかと思えば扱いが悪くなったり、同期や下級生に抜かされたり…
瑠風輝さんや極美慎さんの組替えもそうですが、先行きの見えない期間が長く続くことになれば精神的負担は大きそうですね。
今回涙をのんだ美空さんにエールを送りたいと思います。
105期からまたひとり
で、またまた105期から新たな注目株が誕生したわけですが、10年後、劇団の思惑通り95期の栄光再びとなればいいんですけど…
夏希さんは、『アルカンシェル』では輝月ゆうまさんの役を、『エンジェリックライ』では凪七瑠海さんの役を演じた実力派。
今回のバウではタイタニック号に関わった重要人物(社長)をどう演じるのか、とっても楽しみです。
希波らいとさんのバウ初主演であり、中村真央先生のバウデビューでもある『儚き星の照らす果てに』が、ステキな作品になること願っています。