本日も星組別箱の発表はありませんでしたね。
本来なら振り分けまででていてもおかしくない時期なのに。
それにともない永久輝せあさんと星空美咲さんのプレトップお披露目公演の発表もストップ。
トップコンビが決定しておめたいものの、このままだと新生花組は…
永久輝せあ率いる新生花組の懸念
次期花組2番手について
永久輝せあさんは花組次期トップスター大本命として鳴り物入りで組替えしてきたものの、
柚香光さん6作目の『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』でやっと正2番手になったばかり。
水美舞斗さんを専科に異動させる計画がいつごろ浮上したのか分かりませんが、
行き当たりばったりとも思える人事に振り回され、ポジションアップするまでに予想以上に時間がかかったように思います。
それは花組御曹司・聖乃あすかさんも同じこと。
やっと3番手になったと思ったらたった2作で2番手昇華が見えてきたわけですが、
本当にこのまますんなり上がるのでしょうか。
すでに聖乃さんは研11ですので早いということはありません。
むしろ研11でトップに就任した柚香さん&礼真琴さん、そのころ2番手羽根を背負っていた月城かなとさんを思うと遅いくらいです。
なのでこのまますんなり上がると考えるほうが自然せすが、昨年主演した『舞姫』がなぜバウだったのかということ。
翌年に2番手に昇格することが決まっているなら東上でも問題なかったでしょうに。
もちろん東上していなくても2番手に上がることもありますが、本公演での3番手羽根の出し渋りも気になるところ。
VISAガールの永久輝さんが短期とは思えず、6作以上は固いでしょう。
そうなると聖乃さんも長期で2番手をやることになり、さすがにどこかで調整が入ると思うんですよね。
それが最初から2番手就任を遅らせることなのか、2番手を3作くらいやってからアンバサダー終了時に組替えさせることなのか難しいところ。
次期花組3番手について
そして花組のもっとも懸念すべきは聖乃さんに続くバウ主演経験者が不在だということです。
組内の新公主演経験者は5名。(うちバウW主演は3名・綺城、帆純、一之瀬)
綺城ひか理(97期)
帆純まひろ(99期)
一之瀬航季(100期)
侑輝大弥(102期)
希波らいと(103期)
天城れいん(104期)
いずれもバウ単独主演に期待がかかるメンバーですが、帆純さんは次作『アルカンシェル』で退団。
となると、本来はもう少しはやくそのポジションを取るはずだったがケガに泣いた希波さんか、
路線と別格の両刀づかい綺城さんか、それとも若手(天城)にチャンスが回ってくるのか。
と予想してみたものの、なんとなく組内で人事が煮詰まっている感じが。
こういうときに劇団がよくやるのが、トップ2作目に(2番手ないし)3番手を他組から呼びよせる作戦です。
たとえば彩風咲奈さん2作目に和希そらさんを宙組から雪組へ組替えさせたように。
おっと!すでにバウ主演を果たしていて、すんなり花組3番手ポジションに収まる人物がいるではありませんか。
宙組の鷹翔千空さん、星組の天飛華音さん、月組の礼華はるさん、彩海せらさん。
いずれかが動くと花組3番手問題はすんなり解決!
ですが星組の別箱以降、2024年後半の演目が発表されないところを見ると、
宙組が始動しないかぎり、人事のメドも立たないということでしょう。
さきほど放送されたバラエティ番組に元トップスターがゲスト出演していたのですが、本人も共演者も宝塚の話題には一切触れず。
もしかしてテレビ局側からNGが出されていたのでしょうか。すこし不自然でした。
現在、雪組、星組、月組の公演が順調に行なわれてはいるものの、問題はまだ何も解決しておらず、世間から厳しい目が向けられている宝塚歌劇団。
そんななかで劇団の顔となるトップスターに就任するというのは想像を絶するプレッシャーだと思います。
せめて組内の体制がしっかり整えられたうえで、永久輝さんや花組生が安心してスタートが切れることを願っています。