希望が打ち砕かれた!花組「エンジェリックフライ/ジュビリー」

本日は花組現トップコンビ退団公演『アルカンシェル』の最後の休演日。

あと2日に迫ったラストデーを前に、柚香光さんたちはどんな気持ちで過ごされているんでしょうね。

そして世代交代によって110周年続いてきたのが宝塚。

はやくも次期トップコンビお披露目公演『エンジェリックフライ/ジュビリー』の出演者が発表されましたね。

花組次期トップコンビお披露目公演・出演者発表

花組大劇場公演『エンジェリックフライ/ジュビリー』出演者を見てビックリ!

なんと永久輝さんより上級生は、組長・美風舞良さんと副組長・紫門ゆりやさん、そして羽立光来さんの3名しかいないとは。

綺城ひか理さん(97期)が花組に再組替えになったときに、同期の永久輝さんのサポートだと言われていましたが、

上級生枠の補強の意味も込められていたのですね。

そして『アルカンシェル』東京公演から無事に復帰を果たした峰果とわさんの名前があって一安心。

次期2番手の聖乃あすかさん(100期)は研11にして男役9番目という立ち位置。

当たり前ですが、帆純まひろさんの名前がないのが寂しい。

そして花組生にとって心強い存在である凪七瑠海さんのご出演。

凪七さんが帯同した昨年の花組全国ツアーでは、宙組の件により初日の幕が開くかどうか分からずお稽古がストップ。

その遅れを取り戻すために、お芝居とショーの舞台稽古を1日で行うという強行スケジュールがなされ、迎えた初日。

ぶじにやり遂げたものの、無理がたたったのか、永久輝さんの声はかすれ、組子たちにも疲れが見えていました。

そんな過酷な状況のなか、凪七さんは組子を励まし鼓舞しつづけたのだとか。

千秋楽のカテコで永久輝さんが凪七さんに感謝の気持ちを伝えて、ふたりして涙している姿に胸打たれました。

このたび永久輝さんのトップお披露目公演という最高の舞台で、再び共演が叶って良かったですね。

瀬央ゆりあについて

で、瀬央ゆりあさんは?

公演の出演者が発表されるたびに瀬央さんの名前を一番に確認するのですが、

雪組『ベルサイユのばら』にも、星組『記憶にございません』にも名前はありませんでした。

そこで「花組『エンジェリック』こそは!」と希望を胸に発表を待っていた人も多いのではないでしょうか。

なのに瀬央さんの名前はなく希望は打ち砕かれました。

劇団にどんな戦略があるのか分かりませんが、

タカラジェンヌでありながら大劇場の舞台に1年以上も立てないなんて、いくらなんでもそりゃないよ。

瀬央さんが専科に異動してからの活動はというと、

『1789』の映画館ご挨拶イベントに始まり、阪急うめだ本店での『エアウィーヴトークショー』。

そして宝塚ホテルで行われた『宝塚市制70周年記念式典』に、宝塚の観光地PR動画への出演。

舞台歴はというと外部公演の『HiGH&LOW THE戦国』のみ。

あげく今後の予定は花組生との『巴里祭』だけって、いったいどうなってるの?

まさか礼真琴さんの写真集撮影のために行ったアメリカ旅行が専科異動のご褒美だとでも??

ほんと、劇団は瀬央さんをどうするつもりなんでしょうね。

いろんな忖度を抜きにして、瀬央さんをひとりの舞台人として尊重し、活躍の場を与えてほしいと思います。

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