新トップコンビのプレお披露目『愛の不時着』につづき、縣千さん東上初主演『FORMOSA!!』の配役が出ました。
音彩唯・破線上ヒロイン
ヒロインは後出しで破線上にインすることも含めて、予想どおり音彩唯さんでした。
音彩さんは105期の首席で、新公ヒロインを3回、エトワールも3回という輝かしい経歴の持ち主です。
しかも東上ヒロインですら、すでに経験済みなんですよね。
そんな彼女がまた1つ東上ヒロインを重ねることは喜ばしいことではありますが、で、その先は??
と言っても雪組は夢白あやさんが続行!
同じく宙組も春乃さくらさんが続行で、花組と月組は代替わりしたばかり。
星組にいたってはトップ娘役不在という異例事態なので、上げたくても上げられない現実。
これは105期の路線娘役全員(音彩&山吹&詩)に言えることですが、彼女たちももう研6です。
花組の星空さんも含めて”華の105期娘役4人組” なんて呼ばれているけれど、最終的にトップになったのは星空さんだけだったなんていうオチだけはやめてほしい。
来年決まる暁千星さんの相手役や、2~3年後?の朝美さん&桜木さんの2番目の相手役が選ばれる頃まで、彼女たちが待てるといいのだけれど…
話は戻って、東上ヒロイン。
音彩さんが懸さんにとって頼もしい存在になることは間違いありませんね。
おふたりのハーモニーが楽しみです。
華世京の未来やいかに!
そして注目の2番手役は106期の華世京さんでした。
華世さんが演じるのは主人公の詐欺の相棒で、解説を読む限りヒロインよりも相手役感がある気が…笑。好対照のふたりのタッグに期待高まります。
で、特出すべきは華世さんの学年ですよ!
研5にして東上2番手って!
いくら一人っ子政策で名高い雪組の御曹司とはいえ、路線が高年齢化している現在においてここまで爆上げされるのはすごいこと。
雪組の迷いのなさが気持ちが良いですね。
このままの調子でいくとバウ初主演→3番手昇格も近い??
それはとても嬉しいけれど、ちょっと心配が!
というのもそんなに早く3番手に上がっても、いまの宝塚だとトップになれるのは早くて研14というのが現実です。
【トップ就任学年・推定含む】
永久輝せあ(研14)
鳳月杏(研19)
朝美絢(研16)
暁千星(研14)
桜木みなと(研17)
スピード出世すればするほど、ある番手(3番手もしくは2番手)の期間がとてつもなく長くなってしまうということ。
気がはやいと笑われそうですが、そんな人事の停滞による歪みを目の当たりにしたばかりなので心配にもなります。
とまぁ、抜擢が早くても遅くてもやきもきさせられるのが宝塚なんですけどね。
と、人事に興味は尽きませんが、まずは純粋に懸さんの初主演となる『FORMOSA!!』を楽しみにしたいと思います。