舞空瞳サヨナラショー感想

ついに舞空瞳さんの宝塚大劇場ご卒業のときがきてしまいましたね。

星組千秋楽を配信で見届けました。

ということで『舞空瞳サヨナラショー』の感想を記したいと思います。(以下、曲目などネタバレありですので読み進めご留意ください)

舞空瞳サヨナラショーセットリスト

ふつう娘役のサヨナラショーではトップは最後に出てくることが多いのですが、最初から礼さんが登場してビックリ!

・いつか(ロミオとジュリエット)
礼&舞空

舞空さんはピンクのドレスでしっとりと。
公演時から3年、ふたりのハーモニーに深みがでてとってもステキでした。

・Swinging on a star(Ray)
舞空&男役

舞空さんが暁さんと少し踊ったあと(リフトあり)、極美さん、天飛さんとからみ、そのあとは紫スーツの男役たちのなかで紅一点。

真ん中でひときわまぶしいスターオーラを放つ舞空さん、やっぱり彼女のダンスは極上ですね。

そして次は娘役を率いておどる『エジプトは強い』へ。

・エジプトは強い(王家に捧ぐ歌)
舞空&娘役(青ドレス)

・Gran Cantante!!(Gran Cantante!!)
煌、水乃、紅咲

以外の退団者3名が銀橋わたり。

・ミッドナイトガールフレンド(めぐり会いは再び)
舞空ソロ

白ドレスを身にまとった舞空さんが透けそうなほど美しい透明感があって、極めた人ならではの退団オーラが凄かったです。

・運命に結ばれて(ディミトリ)
礼&舞空

黒燕尾の礼さんが大階段からおりてきて、ディミトリの名曲をデュエット。

それだけでも大感動なのに、そしたらなんと!最後にとっておきのサプライズがあったんですよね。

歌い終わって銀橋で向かい合って微笑むふたり。で、しっとりとキス!!!

ことなこ史上最高にステキなキスシーンでした。感無量。

・The Next Generation!(めぐり会いは再び)

そして最後は全員揃って大団円。

黒燕尾の男役とピンクドレスの娘役に囲まれて幸せそうな舞空さん。

それを見守る礼さんの表情がとっても優しくてグッときました。

舞空さんのサヨナラショーは、花組の曲はもちろん、おそらく本人の代表作になったであろう『ミーマイ』、そして『バレンシアの熱い花』などはリストから除外という、

なんとも舞空さんらしい配慮のあるセットリストだったという印象。

緞帳前でひたすら礼さんへの感謝の思いをつたえる舞空さんと、舞空さんを舞台のセンターまでいざなう優しい礼さん。

どうしてこのふたりが添い遂げでなかったのかは分かりませんが、見送る礼さんにとっても見送られる舞空さんもとっても良い顔してましたね。

久しぶりに星組パッションもできましたし、善き千秋楽でした。

東京公演もみんな元気に千秋楽まで駆け抜けられますように。

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