鳳月杏さんと天紫珠李さん3作目となる大劇場公演のラインアップが発表されました。
おかえりなさい栗田先生
お芝居は産休からおかえりなさいの栗田先生。
三国志炎戯
『RYOFU』
脚本・演出/栗田優香
2021年にバウデビュー作「夢千鳥」が大評判となり、つづく「カルトワイン」は幻の名作と名高く、大劇場デビュー作となったショー『万華鏡百景色』はセンスの良さが光った秀作。
そんな栗田先生が描き出す物語に期待しかありませんが、どうやら『三国志』と『三国志炎戯』は内容がすこし違うそうですね。
でもまぁ「オリジナリティ溢れる全く新しい呂布の物語」とあるように、先生の手腕で当て書きレベルでピッタリの人物像を描いてくれることでしょう。
スラリと長身が強調される鳳月杏さんの中華服姿も楽しみです。
ジャガービートⅡ?斎藤吉正
そしてショーはお芝居ショーともに活躍の斎藤吉正先生。
あれ?これって「フリューゲル」「万華鏡百景色」の先生がお芝居&ショーで入れ替わっただけ?
【小声】栗田先生が復帰されたとはいえ演出家不足は解消されず、カツカツなんですね。
Amazing Fantasy
『水晶宮殿(クリスタルパレス)』
作・演出/齋藤吉正
解説の「クリスタルパレス」「ゴージャスでスペクタクルなファンタジーショー」の文字を見て、一瞬ジャガービートを連想しませんでした?笑
♪クリスタルファンタジーが頭の中を鳴り響いたのは私だけではないはず。
近年の先生のショーは、「ルグランエスカリエ(宙組2024)」「ジャガービート(星組2022)」「キラールージュ(星組2018)」
月組は2012年霧矢大夢さん退団公演『Misty Station -霧の終着駅-』以来、じつに13年ぶり。
もしかしたら鳳月さんも退団公演だから斎藤先生を指名したの?とヒヤッとしますよね。
鳳月杏の去就について
ここからは個人的な想像ですが、鳳月杏さんの3作退団は回避できるのではと思っています。
というのも、退団を匂わせるタイトルではありませんし(霧矢さんのタイトルがベタ過ぎるというのもありますが)、
演出家を指名できる退団公演において何年も前から産休が明けるタイミングが分かるはずもなく。
そしてもし次回作で鳳月さんが退団するなら、なぜ次期2番手候補の礼華はるさんを東上させなかったの?という大きな疑問が残ります。
とまだまだ鳳月伝説を見ていたい者としての願望が入りまくった内容にはなりましたが、
とにかく鳳月さんって
1作目ウエスタン、2作目ギャンブラー、3作目中華物、そして別箱では名作和物に話題の映画化など、バラエティ豊かな作品に恵まれていて嬉しい限り。
栗田&斎藤コンビの『RYOFU』『水晶宮殿』も楽しみにしています。