鳳月杏さんと天紫珠李さんの大劇場お披露目公演の演目と、公演日程が発表されました。
大野拓史&野口幸作
お芝居は大野拓史先生による挑戦作、ショーは野口幸作先生が勝手にシリーズ化したスペキュタクラー第7弾に決定!
先に発表された(VISAの看板を背負う)花組新トップコンビのお披露目が、海外ミュージカルではなくオリジナル作品だったことに驚いたのは記憶に新しく、
やはりいまの宝塚は110周年記念イヤーといえど、海外ミュや企業コラボは出来ないんだなと。
ということでやはり月組新トップコンビのお披露目も、お芝居ショーともにオリジナル新作が当てられることになりました。
ミュージカル『ゴールデン・リバティ』
ミュージカル・クエスト
『ゴールデン・リバティ』
作・演出/大野 拓史
個人的に当たり外れが大きいと感じる大野先生。
・月組『夢の浮橋』
・雪組『ロシアンブルー』
・月組『エドワード8世』
・雪組『夢庵風流記-前田慶次』
・月組『NOBUNAGA』
・宙組『白鷺の城』
・星組『柳生忍法帖』
残念ながら大劇場作品でドハマリした作品はないのですが、
『月の燈影』や『花のいそぎ』『阿弖流為』といった小劇場作品に傑作が多く、
できることなら鳳月さんで『花のいそぎ』が見たいのが本音。
だけど『ゴールデン・リバティ』はあらすじを読む限りおもしろそうですし、鳳月さんの大人な雰囲気にピッタリだなと。
で、クリフハンガー・スタイルって何??
調べたところ、クライマックスとなる(ラスト)部分を見せずに(観客の想像に任せて)終わるスタイルのことらしい。
えっ!それを最初に言っちゃって大丈夫??ドキドキワクワクが半減しない?見終わったあと消化不良にならない?
そんな心配が杞憂であるほど傑作であってほしいです。
ショー『PHOENIX RISING』
Takarazuka Spectacular
『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
-IN THE MOON LIGHT-
作・演出/野口 幸作
これまで月組とは縁のなかったスペキュタクラーシリーズ。
ついにこのタイミングでやってきましたね。
暁千星さんが組替えしてからショースターがいないと言われる月組。
いまは若手に勢いがありますし、これからはショーにもより一層チカラを入れていく方向でしょうか。
これまで鳳月さんを真ん中にしたお芝居は何度もありましたが、ショーは新鮮。
プレお披露目の『Grande TAKARAZUKA 110!』も含めて楽しみですね。
ただ鳳月さんに不死鳥というのは退団公演にとっておいてほしかったような。(小声)
でも野口先生の気合の入りっぷりがスゴイ!
「新生月組の魅力を余す事なくお見せするべく、愛、夢、浪漫、希望、月、風、飛翔」の7つのテーマを掲げた究極のエンターテインメントをお届け」って、
なかなか壮大ですね。
気になる公演日程
ひとつ前の花組東京公演が年末年始を挟んでのスケジュールとなったので、月組はどうなるのだろうと注目していたところ、
大劇場公演・2024年11月16日~12月25日
東京劇場公演・2025年1月~3月予定
ザックリした東京の日程はおいておいて、年末ギリギリまで行われる大劇場公演の日程が気になります。
というのも、毎年12月の大劇場公演は13日~15日くらいに年内の公演を終了し、
劇場内の絨毯が新調されるなど改装期間に当てられるのですが、今年はどうするんでしょうね。
と、気の早い話しになりましたが、麻疹の流行という不穏なニュースもながれていますし、
まずは月組現トップコンビの退団公演がぶじに初日を迎えられますことを切に願っております。