本日は月組大劇場公演『Eternal Voice/GRANDE TAKARAZUKA110 』前楽。
ということで『月城かなとサヨナラショー』のセットリストを記したいと思います。(リスト抜けや間違いがあるかもしれません)
以下、曲目等ネタバレありですので読み進めご留意ください。
月城かなとサヨナラショーセトリ
トップスターと組長
まず月城さんを語る組長のことばが愛にあふれて最高でした。(以下ニュアンスです)
「雪組時代の月城かなとは華があって魅力的な下級生でしたが、(私なんてと)引いてしまうところがありました。そんな彼女がようやく前に出る覚悟を決め 成長したなと思ったら月組に取られて…」
客席爆笑。
「月組に来た月城は自分の成すべきことをやり遂げ、想像以上に大きく頼もしい存在になりました」
サヨナラショーセットリスト
サヨナラショーは緞帳が閉まった状態で少年ギャッツビー(瑠皇りあ)の『誓い』のセリフがあり、そのあとに『朝日が昇る前に』の前奏が流れました。
・「朝日が昇る前に」グレート・ギャッツビー(月城)
幕が上がると月城さんがひとり佇んでいるという神演出でサヨナラショーがスタート。
そしてこのあと月城さんの代表作のナンバーが続きます。
・「川霧の橋」主題歌(月城)
・「まことの愛」ダル・レークの恋(月城)
残念ながら「来るんですか、来ないんですか」の名台詞は無し。
出来ることならいまの月城さんでもう一度聞きたかったな~。
・「今夜ロマンス劇場で」(月城&海乃)
・「どうすれば分かる?」DEATH TAKES A HOLIDAY(海乃)
「お月さま、こんばんは!」というセリフから始まる海乃さんソロ。
・「かわらぬ思い」ブラックジャック(月城)
月城さんが歌って、鳳月さん、風間さん、礼華さん、彩海さんらがコロスのダンスを。
・「コンパス・オブ・ユア・ハート」Rain on Neptune(退団者5名)
退団者ひとりひとりにソロパートあり。
そして伝説となった月組ファンの団結力再び!あの曲がやってきました。
・「Shooting the moon」FULL SWING!(月城、鳳月、風間、礼華)
・「FULL SWING!」主題歌(退団者と鳳月を除く全員)
曲が流れた瞬間から客席の裏拍手拍子がバチッとそろったの凄すぎる。
月城さんが歌って、鳳月さん風間さん礼華さんがダンス加入。ここに暁さんがいないことが寂しいですね。
・「Deep Sea」(退団者と鳳月を除く全員)
・「万華鏡百景色」(鳳月、退団者)
鳳月さんが歌って退団者が銀橋を渡るという演出があたたかい。
・「RAIN」Rain on Neptune(全員)
舞浜公演当時、この曲を聴いて月城さんとJ-POPの相性の良さに驚いたんです。
セカオワの曲なので諦めていましたが、まさかサヨナラショーで歌われるとは!とってもうれしい。
そしてなんと明日(千秋楽)の宝塚市の天気予報は雨なんですよね。感動倍増の予感!
・「Alone Here With You」DEATH TAKES A HOLIDAY(月城、海乃)
ライトに照らされると白がほんのり黄色(クリーム色)を帯びるというステキな衣装を身にまとった月城さんと海乃さん。
しっとりとデュエットしたあとキスしたまま幕が降りてサヨナラショーEnd。
近年のトップスターのサヨナラショーは組子全員に囲まれてワチャワチャしながら終わるパターンが多かったので、舞台にたった二人だけという衝撃のラストにビックリ!
だけど死神がグラツィアだけを連れて行くデスホリのラストを思い出させるようなロマンティックな演出は、お芝居の人、月城さんと海乃さんにピッタリですね。
そして「月城かなとサヨナラショー」でありながら、海乃さんがトップ娘役として尊重されたラストだったことが素晴らしいなと。
月城かなと前楽ごあいさつ
サヨナラショーが終わって再び幕が上がり月城さんのご挨拶。
【余談】以前はサヨナラショーの幕が降りるとそのまま終演でしたが、柚香光さんの前楽からもう一度幕が上がってご挨拶の時間が設けられるようになりました。
で、月城さんがどんなご挨拶をされるのかと息を呑む客席を前に、
「本日は本当にありがとうございました」と、たった一言なのが月城さんらしい。
さぁいよいよ明日は千秋楽ですね。
月城さん海乃さんをはじめ退団者の皆さんのラスト大劇場を配信で見届けたいと思います。