風間柚乃さん主演のショートドラマ『2222』Blu-ray発売!というニュースが入ってきたものの、舞台ではなくドラマ?配信ではなくブルーレイ?
カジュアルな装いにメガネ姿の風間さんにトキメキつつも、何がなんだか、すぐには飲み込めず。
今回は、この異色のコラボレーションの内容と、選抜メンバーについて見ていきたいと思います。
風間柚乃主演ドラマ『2222』
講談社コラボと強気の価格設定
風間柚乃さんが構想から携わったという『2222』の内容は、なんとSF。
自分が描いた漫画の世界(2222年)に引き摺り込まれる物語だそうで、ロボットが出てくるものの、戦いに巻き込まれるとかそんな話ではなく、キュートで心温まるSF転生ものだとか。
とまぁ内容はさておき、TBSや講談社との強固なパイプが見え隠れする本作。ほんと、最近の劇団はコラボが好きですね。
ハイローなどの『LDH系』にせよ、悪魔城ドラキュラの『コナミ系』にせよ、両者が新たなファンを獲得できてWINWIN。話を持ちかけるのは宝塚側からだけではないのでしょう。
卒業して映像で活躍するOGが増える中、財団中からスターを囲いたいという企業の思惑があるのかも知れません。
新たな試みは大いに結構。ただ、ファンを悩ませるのはそのお値段。本編15分+メイキング60分で9,900円って、それはいくらなんでも…
足元を見てるな~なんて思いながらも、「メイキングこそが本編!舞台裏の素顔が見られるなら安いもん!」って、手にしてしまうのが宝塚ファンなんですよね。それぞれの会(ファンクラブ)で購入特典もあるのかしら。
ちなみに原作小説が2026年1月21日、映像化Blu-rayが3月20日に発売予定です。
月組次期体制メンバー勢揃い
メンバーは、映像でも映える美人揃いであり、まさに月組の次世代を見越したメンツがズラリ。
風間 柚乃(100期)
瑠皇 りあ(103期)
七城 雅(105期)
花妃 舞音(106期)
雅 耀(108期)
なかでも注目したいのが、最下級生として抜擢された108期の雅耀さん。
この学年ですでに新人公演主演2回という実績に加え、スカステの『Twinkle Moon』でもアップ映像が際立って多く、つづいて今回の映像メンバー入り!
これはまさに劇団の確信犯的戦略なわけですけど、その抜群のスター性ゆえ、第二の柚希礼音or明日海りおにしたいという劇団の意図を感じずにはいられません。
現在お稽古中の『侍タイムスリッパー』でも重要なポジションを担い、舞台でも映像でも今後ますますの活躍が期待されるところ。
匂わせ?風間柚乃&花妃 舞音コンビ
一方、ゆいいつ娘役でメンバー入りしているのが、風間さんの相手役本命とされる花妃さん。
ここにきて「風間&花妃」を印象づけるということは、次期トップコンビの匂わせだと期待してもいいのでしょうか。
SFストーリーにどんなカタチでヒロインが絡むのかは分かりませんが、おふたりの相性の良さが伝わるシーンがあるといいですね。
その他にも最近マルチな活躍を見せる瑠皇さんや、若手のリーダー的存在の七城さんがメンバー入り。月組の層は厚いですね。
この月組ドラマを楽しみにするとともに、タイトルに「series」とあることから、他組の展開にも期待したいと思います。