星組は『1789』東京公演真っ只中。
本日の公演では礼真琴さんと暁千星さんが極美慎さんに粋なサプライズを仕掛けたそうです。
礼真琴&暁千星が誕生日の極美慎にサプライズ
7月26日は極美慎さん、夕陽真輝さん、花綾れいさんのお誕生日。
おめでとうございます。
同じ組に3人も誕生日が重なるなんて珍しいですね。
『1789』は1本物のお芝居なので劇中のアドリブはないと予想していたのですが、
革命の兄弟のあと ハケようと走りだした極美さんに、まずは暁さんが仕掛けました。
暁(デムーラン)「おい、ロベスピエール!」
極美(ロベスピエール)「(驚いた顔で振り返り)んっ?」
礼「(暁さんを見て)おたんじょうび」
礼&暁「(極美さんを見て)おめでとーーっ!」
極美「(両手をひろげ満面の笑顔で)ありがとぉー!」
客席から大きな拍手が沸くなか、3人ワチャワチャしながら袖にハケて行ったそうです。
サプライズはそれで終わりではなく、フィナーレの群舞で天華さんがやってくれました。
天華さんは指ハートを極美さんに送りまくって祝福し、ここでもみんなを虜にする『かりんスマイル』が炸裂したのだとか。(見たかった~)
極美さんみんなに愛されてますね。
【余談】あっ、ちなみに本物のロベスピエールの誕生日は1758年5月8日です。笑
極美慎の覚醒
立場が上がるということ
バウ主演を経て 力強さと自信が加わり頼もしくなった極美さん。
『1789』大劇場公演では喉の調子を崩してはいたものの、高音を下げる対処と気迫でのりきっていました。
同期の聖乃あすかさんも現在公演中の『鴛鴦歌合戦』で喉の不調に苦しんでいるように思います。(現在はずいぶん回復していますのでご安心を)
立場が上がれば おのずと出番や歌も増えるわけで、路線スターなら多くの人が経験する成長過程。
大ナンバーに耐えうる喉をつくったり、100公演持たせられる歌い方を習得するために必要な段階とはいえ、もどかしいでしょうね。
男役10年目
極美さんはスタイルのよさと万人受けする可愛らしいビジュアルで、下級生時代から注目を集めた元来のスター。
しかし欲の無い(ように見える)性格により、上級生からは「本気を出せ!笑顔でごまかすな」と叱咤される日々。
このころ抜擢された役替り公演『ロミオとジュリエット』で、
小池先生から「次回会うときまでに克服しておいてください」とある課題を与えられたのだとか。
その課題が何なのかは明らかにしていませんが、極美さんは『1789』で小池先生に再会するまで様々な公演で経験を積んできました。
極美慎の育成法
2021年・轟悠主演『婆娑羅の玄孫』
2022年・バウ初主演
2023年・全国ツアー3番手
礼さんだけでなく轟さんや凪七さんら、いろんな毛色のスターから直々に美学を学ばせているという点がおもしろい。
その作戦が功を奏したのか、芝居も歌もメキメキと力をつけていきました。
そして上級生を抜かすという経験をへて、スターの自覚も生まれたように思います。
極美さんのロベスピエールは本当に素晴らしくて、連日絶賛の声が途切れることはありません。
『ロミジュリ』から2年が経ち、小池先生もその成長ぶりを評価している様子。
小池「極美はロミジュリの頃からものすごく成長している。演技に芯があって、礼真琴と向かい合うときにロベスピエールとしてしっかり対峙していて進化を感じます。頼もしい宝塚スターとしてこれから(一緒に)仕事ができるだろう」
極美さん嬉しいでしょうね。
いつか極美さんを主人公とした小池作品を見てみたいなと思います。
次回博多座公演『ME AND MY GIRL』の配役も気になりますね。
極美さんはジャッキーだと予想しているのですが、ジャッキー&ジェラルドの役替りがあるのかにも注目です。
あらためまして極美さん、夕陽さん、花綾さん、お誕生日おめでとうございます。
これからますますのご活躍楽しみにしています。