元旦の宙組公演につづき、花組も開幕。東西ともに宝塚歌劇111周年がスタートしました。
全組の公演が通常に戻ったことで次に期待されるのはイベントの復活ですが、どうでしょうね。
もちろんその”イベント”の中にはタカラヅカスペシャルも含まれますけど、今回はその話しではなく、
コロナ禍前まで劇団がチカラを入れていた”アレ”がそろそろ復活するんじゃないかという楽しい妄想話しです。
お付き合いいただければ幸いです。
極美慎の加入でもしかして花組が?!
本来の計画なら柚香光?礼真琴?芹香斗亜?
2025年に期待される”アレ”とは『海外公演』のことです。
過去、直近の海外公演は3回連続の台湾でした。
【宝塚海外公演】
2013年台湾・星組(柚希礼音、夢咲ねね)
2015年台湾・花組(明日海りお、花乃まりあ)
2018年台湾・星組(紅ゆずる、綺咲愛里)
2018年の星組公演は台北だけでなく台南にまで劇場を増やして上演していましたから、当時、劇団としても台湾公演(海外ファンの獲得)に相当チカラを入れていたのだと思います。
共に3番手時代に台湾公演を経験した礼真琴さんと柚香光さんが揃ってトップになった時に、「どっちが台湾公演やるの?」と現地ファンの間で盛り上がったそうです。
ところが皆さんご存知のとおりコロナ禍に突入!
海外公演どころか国内の公演もままならないまま3年が過ぎ、ようやく落ち着いてきたころに柚香さんの退団が発表されるという。
ならば礼さん率いる星組、もしくは花組時代に台湾公演経験がある芹香斗亜さん率いる宙組で!と打診があったのかなかったのかは分かりませんが、
星組はトップの休養、宙組は組内の不幸があり…
そうこうしているうちに過重労働問題で海外公演なんてとんでもない!ってことになったんでしょうけど、宙組公演が再開され、劇団の次なる目標はイベントの再開および海外公演の復活でしょう。
ということで、いよいよ現実味を帯びてきた海外公演。
どこで?何組が?
わざわざ朝美絢さんが韓国でトークショーを行ったことで韓国公演か!と浮足立ってしまいましたが、
冷静に考えると韓国側の熱烈なオファーがあれば話は別ですが、まさか信頼と上演の基盤ができている台湾をほったらかして韓国を再開の地に選ぶなんてことはしないと思うんです。
聖乃あすかと極美慎にかける期待
再開が台湾だったとして、芹香さんと礼さんが退団してしまうと台湾公演を経験したトップが”ゼロ”になるため、これはピンチ!
じゃあ現2番手で経験者はというと聖乃あすかさんただひとり。
そこでですよ、なぜ極美慎さんが同期の路線(聖乃)がいる花組にわざわざ組替えしたかです。
ところで歌劇1月号表紙の聖乃さんと極美さんをご覧になりました?
まぁ見目麗しいこと。美しいにもいろんな種類があることを宝塚ファンになって知りましたが、
柚香&永久輝&聖乃が解散して寂しいなと思っていたところ、永久輝&聖乃&極美という新たな美の共演が実現するなんて誰が想像していたでしょう。
これは花組人気爆上がり間違いなし!
あれ?ひょっとしてこのメンツで台湾公演やって海外ファンの獲得を狙ってる?なんてね。
聖乃さんと極美さんにとってもファンが増えるのは喜ばしいことですし、2番手&3番手時代にやる海外公演ってものすごく良い経験になると思うんです。
そして残念ながらこのままふたりが仲良く順番に花組でトップに上がるとは考えにくく、将来的にどちらかが組替えする可能性が高い。
聖乃さんにしろ、極美さんにしろ、数年後にトップとして再び台湾公演なんてドラマティックじゃないですか。
【余談】台湾初演時2番手だった紅さんがトップになって再び台湾の舞台に立った時に会場から「おめでとう!おかえりなさい!」と掛け声があがり感動的だったそう。柚香or礼or芹香でもこんなエモいシーンを見たかったですね。
ということで海外ファン獲得と長期的な感動ストーリーの種まきに期待を込めて、久しぶりの海外公演は永久輝さん率いる花組で台湾!
2025年発表、2026年上演!なんていかがでしょう。
あぁ朝美さんの韓国公演もですけど、本当に実現するといいな~。