星組バウ公演「ベアタ・ベアトリクス」
ポスターが公開されました。
先行画像のキラキラ笑顔の極美さんとは違って、
ポスターはカッコいいを全面に押し出してきましたね。
ついにバウ単独主演がかなった極美さんですが、この作品でブレイクなるか!
極美慎バウ「ベアタ・ベアトリクス」
極美さんといえば花の100期。
2017年「ベルリン、わが愛」で新公主演一番のり。
研4ながらスーツの着こなしが美しくてドキッとしたのを覚えています。
恵まれた身長、かわいいお顔、天性の華やかさ。
宝塚の神様に愛された人だなと。
さらに「霧深きエルベのほとり」で2回目の主演をつとめ、一気に注目度も上がりましたね。
この頃ドーンとファンが増えた印象です。
しかし月組の風間さんや花組の聖乃さんが次々とバウ単独主演を果たすなか、
上級生がひしめく星組において、なかなか極美さんにチャンスが回ってきません。
どんな時でも ご本人は真摯に舞台に取り組んていたと思うのですが、
上級生から「笑ってごまかすな」
「本気になってやりなさい」と叱咤激励されたこともありました。
あれから何があったのか、
「めぐり会いは再び」の極美さんは明らかに前とは違います。
極美さんが演じるロナンは、本心を隠しクールを装う少し影のある青年です。
それでいてちょっぴり抜けている天然な部分もあり…
そんな難しい役を、シリアスとコメディのバランスを上手くとりながら魅力的に演じていて素晴らしいのなんのって。
くわしくはこちら ↓
短期間でここまの変化は、やはりバウ主演という責任ある立場を担う覚悟あってのことなのでしょう。
もともと素の状態が舞台に出やすい人なので、隙のない引き締まった表情から相当な自覚がうかがえまます。
これぞ上級生が望んでいた極美さんの姿なのかな。
「ベアタ・ベアトリクス」は愛憎渦巻く人間模様を描いた物語ですので、
極美さんの最大の魅力である笑顔は少な目になりそうです。
先生のコメントにも「挑戦的なミュージカル」とあるように、今まで見たことがない極美慎を引き出そうとしているのかなと思いました。
とまあ、先生の本気を感じるわけですが、
この作品で極美さんのブレイクなるか?
極美さんのブレイクを誰よりも望んでいるのは劇団だろうなと。
礼さんの退団はまだ先だと思いますし、考えたくはありませんが、同期の瀬央さんしかり、その時はいつか必ず来るわけで、、
これから急ピッチで100期以下の育成が進められていくのだと思います。
その中でも万博アンバサダーである極美さんのブレイクは、なにがなんでも必須。
ブレイクなるか?ではなく、ブレイクさせる。
劇団やファンの期待を一身に背負っています。
珠城さんにとっての「月雲の皇子」
明日海さんにとっての「春の雪」のように、
「ベアタ・ベアトリクス」が極美さんの転機となるような伝説のバウ公演になるといいですね。
心から楽しみにしています。