過去の例に見る・極美慎の逆転劇に期待!

礼真琴さんの武道館コンサートのポスターに引き続き↓

本日は、極美慎さん主演のバウ公演『にぎたつの海に月出づ』のポスターが公開されました。

追加公演の期待がかかる極美慎

傑作ポスター出た

極美さん詩ちづるさんが寄り添い(おそらく)月を見上げている、なんとも美しく儚げな絵面。

智積(極美)と寶(詩)のふたりが幸せだった瞬間を切り取ったようなポスターに、心を鷲掴みにされました。

芝居心のある極美さんと詩さんだからこその傑作。

そしておふたりの魅力を十二分に引き出した平松先生、おみごとです!

本日は月組を観に行ってきたのですが、
幕間で後ろの席の人たちが「極美くんのバウ取れそう?」「無理無理!」「そうやんな~、愛の不時着か!にぎたつか!って言われてるもんな~激戦やわ」

「なんで東上させへんかったんやろ?まぁドラマシティでも狭いけど」

後ろを振り返って『ほんとそれですよ!』と言いそうになりましたが、なぜ劇団はなぜ極美さんをバウで足踏みさせているんでしょうね。

しかも今回バウで主演をしてしまったわけですから、次回の別箱で東上はありえません。

するとあと1年はこのままステイということになるわけで…

来年のアンバサダー契約が終了と同時に組替えが行われるとの説が有力ですが、その頃(2025年秋)には星組は代替わりしていて、

極美さん風間柚乃さん聖乃あすかさんにつづいて 100期3人目の2番手になっているハズなんだけどな。

2回のバウより1回の東上の意味は大きい。ほんと、いつ東上させるんでしょうね。

『にぎたつの海に月出づ』東京公演ある?

思い返すと、2013年の5月に上演された珠城りょうさん主演のバウ公演「月雲の皇子」は、大好評につき同じ年の12月に銀河劇場公演が追加となり、当時とても大きな話題となりました。

この公演の成功により上田久美子先生の演出家としての評価は爆上がり。
珠城さんの出世作にもなり、いまでも語り継がれる名作です。

そしてもうひとつ、

愛音羽麗さん主演の花組バウ公演『舞姫』も、2007年6月の公演が盛況だったため翌年に青年館公演が追加。
【余談】昨年、聖乃さんが2回目のバウ主演でやりましたね。演出は初演再演ともに植田景子先生です。

ということで、月雲も舞姫も日本物ですし、悲恋という点においても『にぎたつ』と共通点も多い。

東上をおあずけにされただけでなく、年末特番にも名前がなかった極美さん

たとえ関東の会場で追加公演が実施されたとしても東上としてカウントはされませんし、現実問題、いまの宝塚では過重労働問題もあり追加公演を実施するのかは難しいとは思います。

それを承知の上で、最近続いたガッカリを吹き飛ばすような逆転劇を期待せずにはいられません。

【祝】GRAPH1月号の表紙が決定しましたね。初表紙おめでとうございます。

寶(詩)の空白の10年に智積(極美)という百済から来た留学生との関係を平松先生の創作力で描く『にぎたつの海に月出づ』。

極美さんと詩さんの代表作となることはもちろん、宝塚の『宝』となるような名作が生まれることを願っています。

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