12月2日は星組・礼真琴さんのお誕生日。
トップスターの誕生日ということもあり、劇場に入った瞬間からいつもと違う高揚感。
さすがにお芝居のアドリブは一か所のみでしたが
ショーはまさしくアドリブ祭り!
みんなの『なにかやってやろう感』がスゴかったです。笑
大いに盛り上がりました。
公演のかんたん感想と共に
誕生日アドリブ(ニュアンス)を
ご紹介したいと思います。
礼真琴バースデー『ディミトリ/JAGUAR BEAT』感想
ディミトリ感想
客席の期待と高揚。
礼さんの登場に割れんばかりの拍手。
歌の第一声を聞いた瞬間、今日はスゴイ日になると直感しました。
その直感どおり、礼さんの喉は超絶好調!
どこまでも伸びる声が気持ちいのなんの。
ビジュアルは特に顎のラインが美しく、痩せたというより引き締まった印象をうけました。
そこから少年時代に突入し、幼いディミトリ(礼)とルスダン(舞空)のやりとりに入るのですが、お二人ともピュアさが増して、とても可愛らしい。
で、この作品は原作もあるし
実在の帝国の話でもあるので
アドリブはないかな~と思っていたら…
エルズルム公(ディミトリ父)
大輝真琴さんがやってくれました。
ディミトリとルスダンの結婚式に駆けつけたエルズルム公(大輝)が、
大輝「(結婚)おめでとう。(場をわきまえるようディミトリに促されるも)これが黙っていられるか、きょうはお前の誕生日なんだぞ」
客席大拍手。
大輝「ディミトリ、生まれてきてくれてありがとう」
苦笑する礼さん。
突然のアドリブに驚かれたのでしょうか。
礼さんの反応が面白くて
客席クスクス。
そのあと暁さんがスパッとシリアスなお芝居に引き戻したのは流石でした。
『JAGUAR BEAT』アドリブ集
ショーは想像以上のアドリブ祭り。
●オープニング
まずは瀬央さんが一気にテンションを上げてくれました。
幕開き、歌い継ぎの場面
瀬央さんが(舞台にはいない礼さんに)
「ハッピーバースデー!!」
つづく暁さんも
「ハッピーバースデー!!」
瀬央さんと暁さんのお祝いメッセージを、礼さんは袖で早着替えしながら聞いてるかな~なんて思っていたら…
銀橋に登場した礼さんが
「サンキューーーーーッ!」
超絶イケボイスで3倍返し!
大いに盛り上がりました。
どのシーンも組子たちが礼さんとアイコンタクトを取ろうと、必死にアピールしているのが可愛かったです。
●銀橋
銀橋で行われる
礼さんと舞空さんのコミカルなシーン。
必死で口説く礼さんですが
全く興味のない舞空さんは話しを聞いていません。
そこで礼さんがボソッと
「ジャガー(俺)きょう誕生日なんだけどな~」
ガックリと肩を落とす礼さんが愛らしくて客席ホッコリ。
●中詰め
星組に体力の限界はないの?と不思議に感じてしまうほど、とてつもなく大変な中詰め。
ここで舞空さんが大役を果たします。
礼さんと舞空さんが銀橋に向かいクライマックスを迎えた瞬間!
銀橋の舞空さんが突然ひざまづき
(礼さんに向かって手を伸ばし)
「ジャガーッ!!」
舞台上の組子全員で
(銀橋の礼さんに向かって手を伸ばし)
「ハッピーバースデー!!」
礼さんもとびきりの笑顔で
「ありがとぉーーーっ!!」
鳴りやまない拍手。
銀橋から舞台に戻る間ずっと
礼さんは客席に指差しウインクのサービス。(わたしも頂いたような気が…)
ショーはとにかく次から次へとアドリブがあったので、拾えていないところがあるかも知れません。
トップスターのお誕生日公演は
いつもに増して劇場全体があたたかい空気に包まれます。
礼さんが組のみんなから慕われているのが伝わってきて、とっても感動しました。
あらためまして、礼真琴様
お誕生日おめでとうございます。