3月1日、花組『アルカンシェル』観劇しました。
劇場周辺がなにやら物々しい雰囲気だと思ったら、きょうは音楽学校の卒業式だったんですね。
宙組『FF』中止で演目差し替えか?
卒業式で理事長が宙組の生徒の急死の件について言及したそうですが、
解決どころか、ご遺族との話し合いのたびに事態が悪化している宝塚歌劇団。
報道によると5月に予定されている宙組大劇場公演『ファイナルファンタジーXVI』は、
制作会社が提示する条件(2月中の問題解決)を劇団が満たせず、中止の方向で話が進んでいるそうです。
残念ですが、世界にゲームコンテンツを配信する企業として、コンプライアンスに問題がある会社とはコラボできないというのは当然のことだと思います。
劇団は受け入れるしかありません。
その損失を少しでも回収したいのでしょう。
『FF』がダメなら他の演目で!と計画を変更し、必死で上演作品を模索中なんだとか。
自前の劇場と自前の演出家を抱える宝塚歌劇が 総力を上げて何とかするんでしょうけど、
もし今から新たにオリジナル作品をつくるとなると、演出家も大変ですね。
『FF』を担当する予定だった小柳奈穂子先生が引き続き担当することになるのでしょうか。
近日中に『FF』上演の有無を含め、もろもろ発表があると思いますので、静かに待ちたいと思います。
水美舞斗・花組アルカンシェル観劇
花組大劇場公演『アルカンシェル』。
やっぱりこの作品好きだな~。
久しぶりに観劇しましたが、レビューシーンが楽しいのはもちろん、お芝居が深まって引き込まれました。
本日は水美舞斗さん、高翔みず希さん、凛城きらさんがご観劇で客席ザワザワ。
2月25日に『HiGH&LOW 戦国』の千秋楽を終えた水美さんは、ロングのエクステを外し黒髪短髪。さっそうと客席を歩き、とってもカッコ良かったです。
元花組組長を務めた高翔さんも柚香さんにとって大切な人。
最後の男役を見届けてもらえて嬉しかったでしょうね。
レジスタンスに加わり、仲間と志をひとつにするシーンで柚香さんの目からポロポロ涙がこぼれていてグッときました。
水美さんご観劇とはいえ特別なアドリブはありませんでしたが、
大羽根を背負った柚香さんが銀橋で水美さんたちに向かってニコっと微笑み、いつもより大きくターン。客席どよめきました。
95期トークで互いを『(水美→柚香)青春と学び』『(柚香→水美)もはや親戚』と表した『れいまい』。
そんなおふたりが派手なアドリブはなくとも舞台と客席で通じ合っているのを見てジーン。感動の観劇かぶりとなりました。
終演後、水美さんたちが席を立って歩き出すと周囲からあたたかい拍手が起こり、水美さんもマスク越しに笑顔で応えていました。
【余談】某OG公演で観劇がかぶったときも思いましたが、水美さんに話しかける人が多くてビックリ。
同日、東京の星組は元トップコンビ’(柚希礼音&夢咲ねね)がご観劇で盛り上がったそうですね。
東西共にこのまま順調に千秋楽まで駆け抜けられますように。
【追記】残念ながら体調不良者が出て、3月2日の花組公演がマチソワともに中止となりました。大事ありませんように。また花組さんの笑顔が見られる日を待ってます。