4年に1回しかない2月29日というレアな日に、とっても嬉しい発表がありました。
鳳月杏さん、天紫珠李さん、
月組次期トップコンビおめでとうございます。
伝説になった鳳月杏
ファンだけでなくOGたちがこぞって祝福投稿していて、
鳳月さんが多くの人に可愛がられ、慕われているのが伝わってきました。
大空ゆうひさんや北翔海莉さんら歴代高学年トップの記録を抜き、研19でトップ就任という伝説をつくった鳳月さん。
下級生のころは路線扱いではなかったけれど、それゆえ、いろんな役を経験して実力を蓄えていったように思います。
このまま月組で埋もれさすにはもったいないと明日海りおさんの引き上げがあったとか、なかったとか。
花組に異動してからは学年下の路線スターたち（芹香、柚香、水美）と怒涛の役替り。
さらに『あかねさす紫の花』ではトップスターとの役替りを見事にやってのけ、
劇団からの評価が高まり（というより、ようやく実力に見合った評価がされるようになり）、潮目が変わったように思います。
花組時代は当たり役を連発し、ファンの数も飛躍的に増えましたしね。
月組に戻ってからは2代（珠城、月城）にわたり学年下トップを支え、
同じトリデンテ（月城＆海乃＆鳳月）の限界である5作が近づき、去就が心配されたころに月城さんの退団が発表！
で、まさかまさか…
晴れて鳳月さんが次期トップスターに。
最近の劇団にはガッカリさせられることが多いけれど、こんな報われ人事が行われると少し救われた気持ちになります。
それにしてもスタートする前からこんなに安心感のあるトップも珍しいですね。
月組は次期体制も安泰だ！
任期について、高学年就任ゆえ短期を予想する声も多いけれど、
1作でも長くやって、また新たな伝説が生みだされることを期待してます。
101期初のトップ・天紫珠李
次期トップ娘役は鳳月さんより9期下の天紫珠李さんに決定！
天彩峰里さんの組替えが白紙になり、組内で候補が絞られたときに鳳月さんの希望も反映されたのかな～なんて。（想像です）
さてこれでついに娘役トップは全組とも100期以降になりました。
花組・星空美咲（105期）
月組・天紫珠李（101期）
雪組・夢白あや（103期）
星組・舞空瞳（102期）
宙組・春乃さくら（102期）
しかしまぁ101期の天紫さんもすでに研9（就任時は研10）なんですね。
娘役の早期抜擢は過去のもの。
近年ではトップスターの就任学年が上がると共に娘役トップの学年も上がるという、高年齢化が顕著です。
果たしてこの人事傾向が数年後にどう影響するのか気になるところではありますが、
いまはただただ鳳月さん＆天紫さんのトップコンビ決定のよろこびに浸っていたいと思います。