スカイステージ月城かなとトップ就任記念番組「はじまりの時」視聴しました。
番組内で月城さんは、トップの内示を受けたときのお気持ちや 海乃さんや組の在り方など 飾らない言葉で正直にお話しされました。
月城かなと「はじまりの時」
「前から覚悟をもってやっていたのでトップ内示のときは「はい」という気持ちが大きかったです」
トップの内示を落ち着いて受け止められたとはいえ、そのあと珠城さんや雪組の歴代トップさんにご報告されたときに思わず不安をポロリ。
このとき望海さんからいただいた心の支えとなる言葉『If You Never Try You’ll Never Know(やってみないと分からない)』
これがトップ就任グッズのデザインにつながるのですね。
内示直後に海乃さんとお話しされたときの面白エピソードを月城さんがニコニコお話しされました。
「あまりに海ちゃんがパニクってしまって(電話の向こうで)何故かメモをガサガサ。あぁ、この人じぶんで何を言ってる(やってる)のか分かってないだうなぁ。」
暴露されてテレる海乃さんの可愛らしいこと。
そして「海ちゃんは今、すごい勢いで変わろうとしている。」と月城さんがおっしゃいました。
「それは自分もなんだけど、もっと表現を広げるには今の自分のままではダメだ」と。
深いですね。
楽しいお話しをされているときも真面目にトップコンビの在り方をお話しされるときも、常にお互いの目をみて確かめ合っているお二人がとてもステキでした。
こうやって尊重しながら舞台も丁寧につくっていかれるのでしょうね。
どんな組にしていきたいかという問いに対し月城さんのお答えは
組のみんなが自由に自分の色をだせるような組にしたいですし、わたしはすべてを受け止められる大きな人間でありたい。
舞台ではたくさん個性的な役をされていますが、”素” の月城さんは飾らずナチュラルなお人柄。
月城さんの透明感ある言葉に熱や圧を感じることは普段ほとんどありません。
しかしこのインタビューで、舞台にかける意気込みや組の話しになると内に秘めた情熱があふれて止まらない様子に驚きました。
組と組子のことを一番に考える良いトップさんです。
風間さんバウのライブ中継を観たときにも感じましたが 月組は上級生から下級生にいたるまで層が厚い。
バウも博多座もすこぶる評判がよく、月城かなと率いる新生月組は良いスタートをきりました。
これからも団結力と芝居力でつぎつぎに良い舞台をみせてくれるでしょう。
とても楽しみです。
あとがき
現在博多座で公演中の「川霧の橋」カーテンコールの月城節がおもしろいと話題。
- 外は雨が降ってるんですかね~。あはは、分かりませんよね。みなさんもずっと劇場内にいたんですから。あはは。
- 本日はごきゃ、、ごきゃ、きゃ、ごきぇ、どど、どうしよ~う。ふふふ。
- お帰りの際はドリームチェイサーを口ずさんでください。そこらの橋で「川霧の橋ごっこ」してみてください。
こんなお茶目な月城さんも大好きです。