昨日初日を迎えた月組東京公演『フリューゲル/万華鏡百景色』。
公演2日目となる本日、なんと開演直前に公演中止が発表されました。
(以下、全文個人の憶測かつ不快な表現含みます。読み進めご留意ください)
月組公演当日中止
中止理由に違和感
『フリューゲル』の自死のシーンに演出の変更はなかったと聞いて生徒たちの精神的苦痛を心配しました。
だけど初日を観劇した人のレポを見ると、月組生はみんな元気いっぱいで最高の初日だったとか。
それを聞いて心から安堵しました。
しかし一夜明けて待っていたのは開演直前の公演中止という衝撃的な知らせ。
驚いたと同時に劇団の誠意のなさに怒りが込み上げてきました。
中止の理由もこれまでなら「体調不良」とボカしていたものが、「新型コロナウイルスもしくはインフルエンザウイルスの陽性」とハッキリ公表したことにも違和感。
まるで『例の件で精神を病んでいるわけではありませんよ』というアピールのよう。
それはそうと最初に公表された公演中止理由のひとつ『新型コロナウイルス』という一文を覚えておいてくださいね。
またも劇団の身勝手な理由
まぁどんなに考えたところで本当の理由は分かりませんので、劇団が発表したとおりだとしましょう。
しかしそれはそれで問題です。
だって本当にコロナやインフルが理由なら数日前から体調不良者が出ていたでしょうから。
そもそも初日に3名も休演者が出ていたこともひっかりますよね。
劇団の身勝手な理由が隠れているような気がしてなりません。
公演の記事を出してもらうために舞台稽古を強行し、スポンサーの顔を立てるために、放送用の公演記録を撮るために、初日を強行した。
マスコミ向けに何がなんでも初日の幕を上げなければならなかったのでしょう。
そのために生徒に無理をさせたと思いたくありませんが、翌日の公演中止がそれを物語っているように思います。
もし体調不良の状態で初日の舞台に立っていたとしたら、生徒さんたちしんどかったでしょうね。
相変わらずメディアファースト
で、これってデジャブ感ありませんか?
そうです、6月に行われた星組公演『1789』の状況とまったく同じです。
報道陣を集めて舞台稽古を見せて、取材もやって、初日のみ上演。そして翌日から公演中止。
相変わらずメディアファーストな劇団に呆れます。
そして本日の対応は何ですか、あれ!
客をロビーにまで入れた段階で中止を発表するというのは、あまりにも誠意がない。
おそらく生徒が集合した時点で公演ができる状態かどうか判断は下されていたと思います。
なのに客に対して発表が遅すぎる。
劇場前で中止の貼り紙を見た人がどれほどのショックを受けたか。
かつて経験した者として心が痛みます。
ギリギリまで内部で善からぬ談合が繰り広げられていたのでは?と勘ぐられても仕方がないように思います。
おっと、先ほど17日までの中止が発表されました。
驚くべきことに中止理由の文言から『新型コロナウイルス』の文字が消えている!!
正直、劇団には不信感しかありません。
こんな状態にも関わらずたった数日で再開できるのでしょうか。
代役で無理をさせることにより、さらに体調不良者を増やしてしまうことがないよう慎重な判断を願います。
とりあえず月組さんには身も心もゆっくり休めてほしいですね。
そして公演再開の折には、また素晴らしい舞台を見せていただきたいなと思います。