前記事で予告していたとおり、月組の配役が発表されましたので、『風間柚乃破線上』について記したいと思います。
が、そのまえに本日9月28日は花組大劇場公演『エンジェリックライ/ジュビリー』の初日でしたね。
凪七瑠海2番手羽根に思う
永久輝せあさんと星空美咲さんのトップお披露目となるこの公演、
初日のレポをみる限り、お芝居もショーも、新トップコンビの魅力が生かされた作品であることはもちろん、退団者にも手厚いとのこと。
これぞ座付きの演出家によるオリジナル作品の醍醐味といえる両作だそうで、期待高まります。
そして期待されていた凪七瑠海さんの2番手羽根。
花組『ジュビリー』階段降り
湖華詩(エトワール)
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侑輝大弥・美羽愛・一之瀬航季
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綺城ひか理
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聖乃あすか(肩羽根)
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凪七瑠海(大羽根)
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星空美咲(大羽根)
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永久輝せあ(特大羽根)
背負いましたね。おめでとうございます。
全国ツアーでは2番手羽根背負い済でしたが、本公演ではこれが初めて(&最後)。
近年の凪七さんは、『蒼穹の昴』のように純粋な専科としての立ち位置のときもあれば、
組を率いて全国を周るという2番手以上の役割を果たすこともあり、
位置づけがよく分からない状態だったのが正直なところ。
だけど最後の最後に大劇場公演で羽根を背負って階段を降りてきたことから、2番手という位置づけでの退団。
劇団の配慮であることは確かですが、さかのぼること月組時代。
凪七瑠海、美弥るりかという89期の路線2人を集めておいて、あの時点でなんとか出来なかったのかなという思いはあります。
とはいえ専科での凪七さんの活躍は目を見張るものがありましたし、その功績を讃えるべくサヨナラショー付きで華々しく卒業できることは良かったです。
最後まで悔いなく過ごしてほしいと思います。
風間柚乃・破線上で2番手羽根に期待
そして月組のニュースといえば、
『ゴールデン・リバティ』の配役発表で、風間柚乃さんの名前が破線上に載せられていたことです。
これは2番手羽根に期待がかかりますね。
とはいえ気になるのは、同期路線の聖乃あすかさんとの関係です。
100期の風間さんと聖乃さんは、95期の柚香光&礼真琴のように、新公主演はもとより、バウ初主演から初東上にいたるまで、つねに揃って上げられてきました。
ところが本日初日を迎えた花組公演は凪七さんの退団作ゆえ、聖乃さんは肩羽根止まりなんです。
なので風間さんがこのままあっさり2番手羽根を背負って、100期のツートップに差がつくのかどうか。
まぁ先に風間さんが背負ったところで、次回作で聖乃さんも背負うでしょうから、1作くらいズレても問題ないとは思います。
でもね、本公演の2番手羽根は強いですから侮れません。
そして月組にもチケット救済のようなプランが発表されましたね。
クリスマスシーズンにちなんだ特製ノベルティ付のチケット、A席:5,500円、B席:3,500円 。
良いじゃないですか。
今年のクリスマスは、ひとりでも多くの人に月組さんとハッピーな時間を過ごしてほしいなと思います。