本日は花組集合日ということで退団者の発表がありました。
がしかし、まさか彩風咲奈さんの大劇場千秋楽公演中にこんな大ニュースをぶつけてくるなんて、劇団のデリカシーの無さに言葉がでません。
凪七瑠海(89期)退団発表
89期の首席
専科・凪七瑠海
2025年1月19日(花組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
凪七さんの退団、いや~、ビックリです。
スカステの夏特番でベタなマジックで盛り上がる専科トリオ(凪七、水美、瀬央)がとっても面白くて、この3人でコメディ専科公演やってくれたらいいな~なんて思っていたのに。
凪七さんといえば、望海風斗さん、明日海りおさん、美弥るりかさん、七海ひろきさんらスター揃いの89期の首席。
2023年入団ですから、ことしで研22なんですね。
すみれコード的(同期の年齢をみるに)には、いつその時がきてもおかしくはないと思っていたけれど、
まさかここ1~2年の出演ラッシュや、バウ主演『39steps』に餞別の意味があったなんて。
凪七瑠海と花組
凪七さんと花組の縁は深く、『蘭陵王』(2018年)をはじめ、『アウグストゥス』(2021)、『激情』(2023)と、
明日海りお、柚香光、永久輝せあ、トップ3代に渡って関わっているんですよね。
そんな縁のある組でサヨナラショー付き退団公演とは。
当初の見解では、凪七さんはあくまでも特出で、聖乃さんが2番手に昇格するのではと言われていましたが、違いましたね。
聖乃さんの2番手昇格は次回以降に繰り越され、凪七さんの(餞別的意味の)2番手羽根がほぼ確実。
またもや物議を醸すことになるのかと不安視された羽根問題があっさり解決されました。
凪七さんには最後の日まで花組生とともに充実した宝塚人生を過ごしてほしいと思います。
そしてトップお披露目にして専科生の送り出しという重責を担うことになった永久輝さん。
まさか同期まで見送ることになろうとは。
綺城ひか理(97期)退団発表
綺城さんの退団にも驚かされました。
花組
綺城ひか理(97期)
泉まいら(100期)
2025年1月19日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
綺城さんは2023年に星組から花組に異動してまだ1年。
これから同期の永久輝さんとともに新しい花組をつくっていくのだとばかり…
このタイミングでの退団は花組にとって痛手ですね。
泉まいらさんも『リーフィー』の大役(ジェームズ)がご褒美となりました。
たくさん居た花組100期も、泉さんが抜けると糸月雪羽、聖乃あすか、一之瀬航季、和礼彩の4名になってしまい、時の流れを感じます。
9月28日にスタートする花組公演。
専科生のサヨナラショー付き退団公演というイレギュラーなものとなりましたが、
新生花組が良いスタートが切れるよう祈っています。