星組東京公演『ディミトリ/JAGUAR BEAT』
一時は公演がストップしてしまいましたが、ぶじに再開し、日々お芝居は深まり、ショーは熱く進化しているようです。
本日のタイトル「暁千星は頼もしい」は、礼真琴さんがTALK DXで語られた言葉です。
礼真琴×瀬央ゆりあ×暁千星・TALK DX
暁千星が星組にきて
5月に暁さんが組替えして約8か月。
星組デビューの全国ツアー『モンテクリスト伯/Cantante!』の初日は震えるほど緊張したとおっしゃっていましたが、
大劇場デビューの『ディミトリ/JAGUAR BEAT』では、もうすっかり熱い星男に。
月組で培った芝居力と持ち前のダンス力を武器に、星組でも大きな戦力として歌にダンスに大活躍です。
トークも積極的に楽しんでいて、
人見知りだという暁さんがこんなにもはやく星組に馴染んでいるのは、心許せる同期が多いことと、
あたたかく受け入れる礼さんや瀬央さんの存在があったからなのかなと。
暁千星と愉快な95期
TALK DXでも冗談がポンポン飛び出し、雰囲気の良さが伝わってきました。
礼「いや~、ディミトリは居場所がなくてすごくしんどい」
瀬央「(ディミトリに居場所をなくさせている)張本人がここに!」
暁「はい!(私が)どんどん(ディミトリの)居心地を悪くしていきたいです。笑」
暁さんがトークに参加しやすいように、礼さんがユーモアたっぷりに話しを振ります。
「礼さんとお芝居してみて、どう?」
この言葉をきっかけに、タマラ王女が救われたあとの花道芝居を試行錯誤していると素直に打ち明ける暁さん。
そのあとの礼さんの言葉がステキなんです↓
礼「役作りでだいぶ悩んでたよね。でも私のアドバイスも踏まえつつ、どんどん自分のものにしている姿が頼もしい」
礼さんに褒められて「とんでもないです」と謙虚する暁さん。
一番の見せ場である『ルスダンに向けるラストの言葉』は、ディミトリが救われる言葉でもあるので、難しいけれど大好きなシーンなのだとか。
ラストシーンの役作りに一生懸命な暁さんに、95期のお二人のツッコミがまた楽しい。
礼「そこ早替りしながら『(ディミトリが味方だと)気づくのが遅いねん』ってツッコんでる」
瀬央「アヴァクは浅いし青いね~。でも彼も反省してるし許してあげたら?」
礼「こっちは死んでるけどな」
そんなやりとりに笑う3人。
暁千星・礼真琴のスゴさにビックリ!
『JAGUAR BEAT』では、礼さんのスゴさにビックリした暁さん。
振り付けの時点で礼さんが完璧であせってしまったそうです。
暁「男役群舞から3人で踊ったあと礼さんがすぐに歌い出すところ、お稽古ではしんどいかもって尻込みされていたのに公演では全力で歌って躍ってるから、もう本当にビックリしています」
「楽しくなっちゃうんだよね~」と笑う礼さん、カッコ良すぎます。
暁さんが話しやすいように、絶妙なツッコミで話をふくらませる瀬央さんの優しい心づかいがステキでした。
95期の前では弟感満載の暁さんですが、暁さんを尊敬する星組っ子が…
暁千星を尊敬する極美慎
『JAGUAR BEAT』Fantasy
暁さんと一緒におどることになった極美さんは「まさか自分が!」と、香盤表を見たときに震え上がったそうです。
極美「暁さんに熱い視線を向けられるとカッコ良すぎて『(極美が)娘役のようになってるよ』と先生に注意されることもありました。笑」
さらに極美さんの口から娘役さんのような初々しい発言が↓
極美「暁さんが舞台の空気を大きく使われるのを感じ圧倒されましたが、暁さんに私を愛していただけるよう対等でいなくては!と意気込んでいます」
暁さんと極美さんの濃厚な絡みにおどろきつつ、お二人の表現力に引き込まれるステキなシーンです。
(もしこのシーンに極美さんのダンス力アップをはかる意図があるなら大成功だと思います)
暁さんからプレゼントされたお揃いのイヤーカフをつけて躍っているのだとか。中継で映るといいですね。
東京公演も残り2週間ちょっと。
礼さんと舞空さんを中心にレベルの高い舞台を見せてくれる星組さん。
お芝居もショーもハードな公演ですので、ケガなく、全員元気に千秋楽を迎えられますように。